レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスが、2021年のF1世界選手権 第4戦 F1スペインGPへの意気込みを語った。前戦F1ポルトガルGPでは、ミディアムタイヤで51周のロングスティントの末に4位フィニッシュという衝撃的なレースを見せたセルジオ・ペレス。勝って知ったるバルセロナではさらに良い結果を出せることを期待していると語る。
ポルトガルでのレースについて「もちろん、もっと良い結果を期待していたけど、僕は楽天的に受け止めたい方だし、マシンへの適応に関して僕たちが成し遂げた進歩に満足している」とセルジオ・ペレスは語る。「イモラとポルトガルは非常に複雑なレースだったけど、多くのことを学んだ。僕たちはリーダーグループと同じペースで走っていたし、いくつかの良いポイントを獲得できる、良くなっていくだけだ」「ここにいる期間は短いけど、ここに到着してから、雰囲気は変わっていない。チーム全体が、レースに勝ってチャンピンオンシップを目指すという同じ目標に向かって頑張っている。僕が慣れてきたものとは完全に異なるし、モチベーションは本当に高い。ここに居て、この取り組みの一員であることをとても嬉しく思っている。このチームを失望させたくない」バルセロナは毎年プレシーズンテストが行われてきた誰もが多くの走行を重ねているサーキットだ。「僕たちは最初から戦えるはずだ」とセルジオ・ペレスは語る。「非常に特殊なトラックで、コーナーが非常に遅く、ターン3とターン9が高速コーナーであるため、適切なバランスを見つけ、右側のタイヤを労わることがここでは重要だ。風も考慮すべきだ。非常にトリッキーなサーキットだけど、言ったように、僕たちは最初から競争力を持ち、勝利のために戦えるはずだ。「2011年にF1で最初のポイントを獲得した特別な場所だ。レッドブルでの最初の表彰台を獲得する場所になるかもしれない。予選が非常に重要なコースだし、このチャレンジの準備ができていると確信している。今年は通常の冬のテストがなく、昨年は5月の通常のコースコンディションとは異なっていた。 RB16Bがそこで何ができるのか本当に興味がある。去年は、新型コロナウイルスに感染してから初めて走ったレースで良い結果を出せたし、ドライブを楽しんでいるトラックだ」F1スペインGPは今季初のダブルヘッダーとなり、ここから史上最多の23戦のカレンダーの過酷さは増していく。「オフシーズンでやった仕事が出てくる時期だ」とセルジオ・ペレスは語る。「今年は今までにないくらい準備をしてきたので、特にベストな結果が出なかった後は、心の準備が必要だと思う。ページをすばやくめくり、仕事に戻る準備をすることが重要だ。去年はトリプルヘッダーがあり、もちろん、それは非常に厳しいものだったけど、ガレージのチームにとってダブルヘッダーとトリプルヘッダーは難しく、家族と離れて多くの時間を費やさなければならない。僕はいつも彼らに申し訳なく思っている。でも、僕たちはプロであり、確実に準備はできている」