レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスは、2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの予選を11番手で終えた。Q1を5番手タイムで通過したセルジオ・ペレスは、決勝でのスタートタイヤを考慮し、4台ともにミディアムタイヤでの突破を狙ったが、1回目のアタックでトラックリミット違反の裁定を受けてタイム抹消。2回目のアタックでは、突破ラインにわずか0.035秒届かず、11番手で予選を終えた。
「ポールポジションを獲得したマックスとチームにはおめでとうと伝えたい。シーズンのスタートとしては完璧な結果だ」とセルジオ・ペレスはコメント。「僕にとっては、予選11番手というのは予想していなかったし、いいスタートでないのは明らかだけど、進歩している部分はあり、まだ十分ではないけれども、今日もFP3からQ3で前進することができた」「Q2でミディアムタイヤを使うのは正しい戦略だったが、残念ながらうまくまとめられずにいいラップが刻めなかった。ターン13でふくらんでしまい、0.2秒ほど失ったけど、僅差の争いだったので、Q3に届きなかった」「Q3で走れれば、走行機会を伸ばすとともにマックスとの比較もでき、僕にとっても有意義になるはずだったので、残念だ。でも、また明日があるし、レースでは何が起きるか分からないので、挽回できればと思う」