レッドブル・ホンダF1に加入したセルジオ・ペレスは、2021年にチームメイトのマックス・フェルスタッペンと対峙することが“大きな挑戦”になることを承知しているが、自分が望んでいるのは最高のドライバーと比較されることであり、何も心配はしていないと語る。アストンマーティンにリブランディングしたレーシング・ポイントを放出され、シートのない状況になったセルジオ・ペレスだが、アレクサンダー・アルボンにパフォーマンスに満足しなかったレッドブル・レーシングのドライバーに抜擢されたことでF1キャリアを繋ぎ留められた。
チームメイトのマックス・フェルスタッペンは、2015年にレースデビューしてすぐに将来最も有望なドライバーとしての地位を確立。それ以降、フェルスタッペンはチームを失望させることはなく、メルセデスが席巻するなか、過去2シーズンをランキング3位で終え、すでに10勝をマークしている。そのような競争力のあるチームメイトがいることは困難な仕事となるが、セルジオ・ペレスはまったく臆していない。「レッドブルに加入することが分かってから、マックスという大きなチャレンジに直面することは分かっていた」とセルジオ・ペレスは Beyond the Grid で語った。「彼は非常に完成されたドライバーだ。正直なところ、サプライズはなかった。彼は非常に強力なドライバーであり、それは自分にとって大きなチャレンジとなるだろう」「でも、それが僕が望んでいたものだ。僕はスポーツで最高のドライバーに対して評価されたかった。だから、素晴らしいチャレンジであり、素晴らしい機会であり機会であり、僕がとても楽しみにしていることだ」「自分のキャリアに失うものは何もないという見方をしている。僕は幸運にも素晴らしいキャリアを積むことができたし、次に来るものはどんなものであっても素晴らしい」「彼が僕について心配する、もしくは、僕が彼について心配する理由はない。僕たちは二人とも、可能な限り最善の仕事をするためにここに来た」セルジオ・ペレスは、先週末のF1プレシーズンテストで新しいチームでの最初の公式セッションを行い、最終日の午前のセッションをトップを終えるパフォーマンスを発揮して感銘を与えた。午後に走行したマックス・フェルスタッペンは、1分28秒960と3日間の総合トップタイムを記録したが、セルジオ・ペレスは走行したコンディションの違いにより、データの比較は難しいと述べた。「この数日間、僕たち二人関してコンディションは大きく違っていた」とセルジオ・ペレスは付け加えた。「彼は10~15℃涼しいトラックで走っていたし、その逆もあった。風も変化していた」「最初の3~4レースでもっと知ることができるけど、彼が非常に速く、堅実なドライバーであることはすでに分かっている」
全文を読む