レーシング・ポイントF1のセルジオ・ペレスは、F1トスカーナGPのフリー走行2回目のキミ・ライコネン(アルファロメオ)との接触に1グリッド降格ペナルティを科せられた。FP2の終盤、キミ・ライコネンが1コーナーでターンインしているところにピットから出てきたセルジオ・ペレスが接触。ライコネンはスピンしてグラベルへと飛び出した。
セルジオ・ペレスは続行し、キミ・ライコネンもグラベルを抜けてピットに戻ることができたが、コース上に取り残されたデブリを取り除くためにセッションは赤旗中断となった。セルジオ・ペレスは、ピット出口のレイアウトが原因で別のラインを取ることができなかったと主張。スチュワードもペナルティを決定する際にそこを考慮した。それでも、スチュワードは、衝突の責任はセルジオ・ペレスにあるとして、決勝での1グリッド降格ペナルティを科した。スチュワードは「11号車(ペレス)のドライバーは、ピット出口を出るときに7号車(ライコネン)と23号車(アレクサンダー・アルボン)が近づいていることについてチームから警告を受けていた。ターン1の手前では彼にブルーフラッグが振られており、見かけ上では彼はミラーで7号車が見えていた」と述べた。「ドライバーはピット出口が非常に長く、7号車に追い抜かれるまでに高速に達し、ターンのために別のアプローチを取ることができなかったと主張した」「スチュワードはペナルティを決定する際に、ボッタス(2019年アブダビ/叱責)やベッテル(2015年バーレーン/お咎めなし)など、フリープラクティスの他の同様のインシデントを検討した」「我々はいくらかペナルティを軽減するに値すると考え、通常のこのタイプの罰則の3グリッドから1グリッドにペナルティを減らした。グリッドのペナルティは、11号車がピットから出ていたのに対し、7号車は速いラップをしていた。それゆえ、11号車のドライバーに完全に責任があった」ペナルティが科せらえる前、セルジオ・ペレスは、ムジェロ・サーキットのピット出口のレイアウトが事故を引き起こす可能性があると感じており、スチュワードもそれを理解していると語っていた。「非常に狭くて長いピットレーン出口だ」とセルジオ・ペレスは語った。「もちろん、僕たちがここに来たのは初めてだ。スチュワードは、ピットレーン出口が長すぎるため、変更する必要があると考えている」「ピットレーン出口にいるときは角度がないので、少し事故を起こす可能性がある」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿 - 2020年 9月月11日午前8時57分PDT
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