レーシング・ポイントF1チームのセルジオ・ペレスは、F1オーストリアGPの予選を6番手で終了。決勝では十分に戦えると考えており、マクラーレンを倒すことができない場合は“失望する”だろうと認める。レーシング・ポイントF1チームは、メルセデスF1とレッドブル・ホンダF1に続いて3番目に速いチームであるように見えた。実際にペースは速かったものの、セルジオ・ペレスは驚異的なラップを刻んだマクラーレンのランド・ノリスに敗れた。
セルジオ・ペレスは、レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンと同タイムとなる1分03秒868を記録。先にタイムを記録したドライバーが優先されるため、6番手に分類された。チームメイトのランス・ストロールは9番グリッドを獲得している。日曜日の決勝でマクラーレンと接戦になるかと質問されたセルジオ・ペレスは「とてもそう思うね」とコメント。「僕たちはその戦いのなかにいると思うし、間違いなくそれを楽しみにしている。明日彼らを倒せなければ失望するだろう」セルジオ・ペレスは、レーシング・ポイントF1がプラクティスで優れたレースペースを示していたので、日曜日のレースではマクラーレンと戦えると自信を持っていると語る。「週末を通して、マクラーレンや、レッドブル、そして、ルノーなどの背後にいる人々とのマージンは非常に小さかった」とセルジオ・ペレスは付け加えた。「マクラーレンはQ3の最後に新のペースを示したと思う。僕のQ3はかなりOKだった。トラックが少し遅くなっていたのがわかった。アルボンに匹敵できたし、彼と同じラップタイムを達成することができたけど、残念ながら、彼が先にそのタイムを出していた。明日は良いレースを楽しみにしている。僕たちには優れたレースペースがあるので、そこから戦うことができるはずだ」ランス・ストロールが、予選Q3に進出したのは、過去63回の試みの5回目となる。予選9番手に留まったものの、ランス・ストロールは多くのポイントを獲得できると確信していると語る。「2台揃ってQ3に進出できたのはシーズンのスタートとしてはポジティブな結果だ。僕のラップはクリーンだったと思う。Q3でラップタイムを少し最適化するためにクルマのバランスをいくつか変更したけど、良いショットだった」「すべてのマシンの間が非常にタイトなので、0.2秒が大きな差を生む。明日が何をもたらすものを見てみよう。それはエキサイティングなレースになるだろうし、僕たちは多くのポイントを獲得するための良いポジションにいると思う」関連:F1オーストリアGP 予選 結果:バルテリ・ボッタスがポールポジション
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