セルジオ・ペレスは、2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソの苦境が、F1の問題を浮き彫りにしていると語る。フェルナンド・アロンソは、マクラーレンがF1に復帰したホンダとパートナーシップを開始した2015年にフェラーリから移籍。しかし、ホンダは信頼性と競争力のあるF1エンジンを造り上げることができず、マクラーレン・ホンだとアロンソは後方での戦いを余儀なくされた。
2018年にホンダからルノーにF1パワーユニットを変更したマクラーレンだったが、期待されたパフォーマンスは発揮できず、わずかな改善を見せただけだった。セルジオ・ペレスは、3強チームと残りのチームとの間でパフォーマンス差が増加しているF1の状態を嘆いた。「F1がいかに悪い状況にあるかを示している。世界で最高のドライバーのひとりがミッドフィールドで戦い、毎週末、ポイントを獲得することを目指している」とセルジオ・ペレスはコメント。「彼を別のクルマにい乗れせれば、彼はワールドチャンピオンに勝てる。それが現時点のF1だ。僕たち全員が同じい立場にある」「彼が、キャリアのなかで何度か非常に競争力のあるクルマを得て、タイトルを獲得できたのはとても幸運だった。彼は物凄い才能を持っているし、彼のキャリアで築いてきた成功に相応しい。彼の活躍を祈っている。彼は戻ってくるか? それは誰にもわからない」377歳のフェルナンド・アロンソは、今シーズン限りでF1を離れ、2019年はトヨタとの残りのWECとインディ500参戦という今よりも軽いスケジュールを楽しむ。「彼は素晴らしいドライバーだ。人柄も素晴らしい。素晴らしい人物だ」と語るセルジオ・ペレスは、フェルナンド・アロンソの離脱はF1にとって大きな損失だと考えている。「彼はレースを愛している。僕は彼がスポーツで達成してきたことだけでなく、スポーツ外でやろうとしていること、他のすべてのタイトルを追い求めていることに多くの敬意を払っている」「彼は間違いなくスポーツにとって素晴らしい人物だと思うし、彼を失うのは残念なことだ」
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