2018年にメルセデスからDTM(ドイツツーリングカー選手権)に復帰することが決定したパスカル・ウェーレインだが、2019年にF1グリッドに戻るために日本でスーパーフォーミュラに参戦する可能性を模索している。過去2年間F1で戦ってきたパスカル・ウェーレインだったが、ザウバーがフェラーリの育成ドライバーでF2チャンピオンのシャルル・ルクレールの起用を決定したことで、2018年のF1シートを失った。
7日(水)、メルセデスは2015年のDTMチャンピオンであるパスカル・ウェーレインが同シリーズに復帰することを発表した。だが、パスカル・ウェーレインは、F1復帰を“諦めてはいない”と語り、DTMに加えて他のシリーズでのプログラムを検討していることを明らかにした。スーパーフォーミュラは2018年のオプションとして考えているかと質問されたパスカル・ウェーレインは「そうだね。まだチャンスは残っている。DTM以外の追加プログラムを走る可能性はある」とコメント。パスカル・ウェーレインは、2015年にDTMで最年少チャンピオンに輝き、翌年マノーからF1デビューを果たした。DTM参戦がF1に戻るチャンスの後押しになるかと質問されたパスカル・ウェーレインは「そう思っている」とコメント。「序盤から力強いパフォーマンスを発揮できれば、自分を良い立場に置くことができると思う。でも、それについてはあまり考えなかった。とにかく今年はベストを尽くしたい。そのあとで自分が来年に良いポジションにいることを願っている」パスカル・ウェーレインは、DTM復帰は“常に選択肢”であり、先月後半に契約に合意していたと明かしたが、1年間の“サバティカル”休暇をとる可能性もあったと明かす。「チームとのコンタクトは失っていなかったし、いくつかのレースにも顔を出していた。特に2015年にチャンピオンを獲得したチーム、メカニック、エンジニア、そして、ウルリッヒ・フリッツ(メルセデスDTM責任者)とは連絡を保っていた。なので、復帰することは常に選択肢としてあった」「1年間レースをしないことも考えたけど、僕は23歳なのでそれは想像できなかった。自分がやりたいことがわかるまで少し時間がかかった」
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