元ザウバーのF1ドライバーであるパスカル・ウェーレインが、2018年にロバート・ウィッケンズに代わってメルセデスからDTM(ドイツツーリングカー選手権)に参戦することになると報じられている。ザウバーは、2018年のドライバーとしてフェラーリの育成ドライバーであるシャルル・ルクレールを起用することを決定したことでF1シートを失ったパスカアル・ウェーレインは、ウィリアムズのドライバー候補にも挙げられているが、セルゲイ・シロトキンとロバート・クビサのどちらかが起用される可能性が高いと報じられている。
2015年のDTMチャンピオンであるパスカル・ウェーレインは、メルセデスの最後の参戦となるDTMに復帰することを検討している。メルセデスは、2018年末でDTMから撤退し、2019/20シーズンからフォーミュラEに参戦する。メルセデスのDTMドライバーだったロバート・ウィッケンズは、2018年にシュミット・ピーターソン・モータースポーツからインディカーに参戦することになっている。だが、パスカル・ウェーレインがF1でサードドライバーの役割を獲得することに集中することを望んだ場合、2013~2016年にメルセデスからDTMに参戦したダニエル・ジュンカデラがHWAの6台目の空席に収まることになると Autosports は報じている。F3ドライバーのマキシミリアン・ギュンターの参戦も噂されているが、メルセデスは最後のDTMシリーズのドライバーラインナップにルーキーを起用することは望んでいないとされ、DTMに昇格する可能性は低いとされている。だが、メルセデスのドライバーであるエルアルド・モルタラとマーロ・エンゲルがフォーミュラEのベルリン大会に参戦することを決定した場合には、マキシミリアン・ギュンターがラウジッツ大会でDTMデビューを果たす可能性も残されている。エルアルド・モルタラとマーロ・エンゲルがどちらのレースに参戦するかは、両方のチャンピオンシップのポジション次第だとされている。メルセデスは、2018年もルーカス・アウアー、ゲイリー・パフェット、ポール・ディ・レスタを起用する予定だが、ディ・レスタはまだウィリアムズのドライバー候補に名を連ねている。
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