DTMへの参戦は除外したアレックス・ザナルディだが、近い将来、1回限りのスポット参戦には興味を示している。ロンドン・パレラリンピックで金メダルを獲得したアレックス・ザナルディは、復帰の可能性を検討してBMWのDTMカーをテストしたが、フル参戦は断念したことを明らかにしていた。
またアレックス・ザナルディは、2016年のリオデジャネイロ・パラリンピックに参戦したいことを明らかにしている。アレックス・ザナルディは、DTMと同様にWTCCでの復帰のオファーもあったが、フルシーズンに専念する気はないと述べた。リオデジャネイロまでのプランについて質問されたアレックス・ザナルディは「最も単純なオプションはクルマに戻ることだ」と Gazzetta dello Sport にコメント。「DTMやWTCCのようなハイレベルのシリーズでレースをするオファーがあったが、フルシーズンは希望していない。その代わり、準備できる1つのイベントであれば、完全な挑戦ができるだろう」すでにアレックス・ザナルディには、現役時代に参戦しなかったインディ500への噂があるが、デイトナも視野に入れていることを明らかにした。「インディ500? そうだね。それだけでなく、友人のチームでデイトナ24時間に出るのも楽しそうだ」「でも、ハンドサイクルを諦めてはいない。あれは真実の愛だ」