フォーミュラ・ニッポンは、2013年から新名称「全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ」を使用することを発表した。略称は「SF」、英文表記は「Japanese Championship Super Formula」となる。全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦が開催されているツインリンクもてぎで、2013年1月1日より使用される新シリーズ名称の発表記者会見が行われた。
「スーパーフォーミュラ」という新名称は、公募による3,500通余の応募、925種類の中から選ばれた。同シリーズを運営する日本レースプロモーションの白井裕代表取締役社長は「“全日本選手権フォーミュラ・ニッポン シリーズ”は、F1を頂点するフォーミュラレースの中、日本の最高峰である全日本F3000選手権を継承し、日本独自のレースとして、1996年にスタートしました。以来今年で17年目を迎えましたが、日本最高峰のフォーミュラレースとしてさらなる発展を期し、これらからの時代に即した名称に移行することを決め、広く一般より新シリーズ名を公募しました。慎重に社内で選考を行い“全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ”と決定しました。これはフォーミュラワン世界選手権、インディカーシリーズに並ぶフォーミュラカーレースのトップカテゴリーとしてアジアンスタンダードを目標に“伝統からのさらなる飛躍、発展を続け未来を目指す”という意味合いが込められています」と新名称への思い入れを語った。ドライバー代表のゲストとして登壇した松田次生選手(フォーミュラ・レーシング・ドライバー・アソシエイション会長)は「この新しい名称の下、ドライバーもがんばっていいレースをお見せしたいと思いますので、応援をよろしくお願いします。この名称を聞いたときは、シンプルで発展性があり、覚えやすいと思いました。“スーパーフォーミュラ”なら、日本だけでなくアジアやいろいろな地域に進出が可能だろうなと感じました」と述べた。今後、11月3、4日の第7戦(最終戦)鈴鹿サーキットにてロゴマークを発表し、11月16〜18日のJAFグランプリ/富士スプリントカップ(富士スピードウェイ)にて、新名称公募の賞品の授与式が行われる。
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