おけましておめでとうございます。キミ・ライコネンがチャンピオンに輝いた2007年のF1は、レースの外でのいろいろな問題があり、それはそれで興味深かったのですが、2008年シーズンは、トラックで印象に残る年になってもらいたいですね。トラクションコントロールが廃止される2008年。
ドライバーでいうと、やはりフェルナンド・アロンソのルノー復帰が気になります。R27で失敗したルノーがR28をどう仕上げてくるか。アロンソのマシン開発能力にも注目です。ピケJr.を含めてチームとうまくやってもらいたいものですね。それでいうと、ステップニーゲートを開発の凍結という結末で終えたマクラーレン。MP4-23に、その影響がどの程度あらわれるのか。ハミルトンは、2007年と同じように活躍できるのか。コバライネンがどんな結果を残すのかも楽しみです。チャンピオンチーム、フェラーリの強さは続くのでしょうか。F2008は、F2007よりもホイールベースが短くなるそうですね。2007年モデルよりもコーナーリングが強化されるでしょう。かなり怖い存在ですね。2005年のような低迷を迎えると、逆の意味で面白いのですが。BMWは、“3強”のポジションを定位置にできるレース、そして個性を望みます。あとは日本勢ですね。特にホンダ。完璧な失敗作RA107を経てのRA108。そして、ロス・ブロウンによる指揮。好転して欲しいものです。トヨタは・・・。希望としてはマシンのカラーリングを180度変えるくらいのリフレッシュを見せてもらいたいのですが。スーパーアグリは、未だドライバーを発表していないですね。彼らに付きまとう“資金難”というフレーズを解決する企業が現れるといいのですが。日本企業が手を上げてくれるのが理想です。カスタマーシャシー問題は・・・あまり考えたくないのが本音。佐藤琢磨 vs 中嶋一貴の日本人対決も楽しみです。ドライバーが決まっていないというと、フォース・インディアもありますね。こちらは、スーパーアグリと違い、豊富な資金量がどのようにチームを変えるのか。フィジケラの運命は。などなど、2008年シーズンは、始まる前から期待大です。ほんとは全チームが気になります。新しい顔も気になります。これだからF1はやめられない。
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