FIAは、2010年のF1で使用させるエンジンのパフォーマンスを均一化することに同意した。ここ2年間、エンジン開発は凍結されているが、昨年はルノーのエンジンのパフォーマンスが劣っているとして、エンジンの改良が認められた。今年は、メルセデス・エンジンのパフォーマンスが群を抜いており、ライバルチームはエンジンパフォーマンスの再均一化を提案していた。
FIAは21日の世界モータースポーツ評議会で、来季のエンジンパフォーマンスの均一化の提案に同意。しかし、FIAの声明によれば、非力なエンジンがパフォーマンスを改善させるのではなく、強力なエンジンのパフォーマンスを減少させること、すなわちメルセデス・エンジンのパフォーマンスを制限することで実現させようとしているようだ。「世界モータースポーツ評議会は、F1で使用されるエンジンのパフォーマンス間に差があるとの提案を受け、それが問題であり、チームが要求するパフォーマンス差をなくするべきであると決定した。それらはより強力なエンジンのパフォーマンスを減じることによって、実施することが許可されることになるかもしれない。しかし、エンジンアップグレードは許されない」
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