伝説のF1デザイナー、ゴードン・マーレイが新型スポーツカーでモータースポーツ界に帰ってくるかもしれない。“ファン・カー”として知られる“ブラバム BT46B”やアイルトン・セナがチャンピオンに輝いた“マクラーレンMP4/4”など、数々の名F1マシンを生み出してきた伝説のデザイナーであるゴードン・マーレイは、その半世紀にわたるキャリアを代表する40台のマシンを一挙に公開する「ワン・フォーミュラ」展をイギリスで開催。
そのオープニングで、ゴードン・マーレイ氏の主宰するゴードン・マーレー・オートモーティブから、「IGM」ブランドとして第1号車が登場することが発表された。新型スポーツカーは、ゴードン・マーレイが設計したマクラーレン・F1と同じ道を辿ることになると考えられている。マクラーレン・F1は競技用に設計されてはいなかったが、GTカテゴリーで成功を納め、1995年にはル・マン24時間レースを制している。「詳細まで注意を払い、軽量化に重点を置いたドライバーズカーになる」とゴードン・マーレイはコメント。「業界では徐々に運転手のドライビングへの関与が失われており、公道でパワーを活用するのが難しくなってきている」「新しい製造ビジネスは、当社グループの能力を大幅に拡大するものだ」このプロジェクトは、広範囲にわたる公道での使用のためのプラットフォームを示すこを目的としているが、ゴードン・マーレイは、新型スポーツカーをモータースポーツで目にすることができれば嬉しいだろうと述べた。「現在のGTレギュレーションはまだ調べていない。我々はモータースポーツのアプリケーションが大好きだし、準備が整ったらルールがどのようなものか見てみるつもりだ」「私としては再びレースで走らせたいと思っている」2017年10月に発足したゴードン・マーレイ・オートモーティブから登場される新型車は、まだプロジェクト名はつけられていないものの、ゴードン・マーレイ・デザインの生み出した軽量設計思想「iStream superlight」が採用される。「iStream superlight」とは、高強度アルミニウムの採用により、ホワイトボディの重量がスチールボディに対して半減されることが期待されるという設計思想。高剛性で耐久性に優れ、プラットフォームとして高い柔軟性を持つとしている。新型スポーツカーの詳細はまだ明らかになっていないが、ゴードン・マーレイは、“エキサイティングなパワートレイン”を搭載することになるだろうと述べた。開発は来年から開始される予定だが、まだ完成のためのタイムフレームは発表されていない。
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