中国のコンソーシアムが、新F1チーム設立に関連したプロジェクトに取り組んでいると Auto Motor und Sport が報じている。レッドブルのクリスチャン・ホーナーは、同チームのスタッフにプロジェクトへの加入を促すアプローチがあったことを明かしている。「我々の人材の何名かが新チームで働くことに興味があうるかどうか尋ねられたようだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。
だが、クリスチャン・ホーナーは、そのようなプロジェクトの本気度には疑問を呈している。「来年に新チームをスタートするには実際はすでに遅すぎる」新F1チームは、中国から資金供給を受けつつも、多くのF1チームが拠点を置く英国の“モータースポーツ村”に拠点を置くと同紙は報じている。AMS も、元マノーの従業員がすでに新F1チームに雇われたと報じている。F1のスポーティングマネージャーを務めるロス・ブラウンは、ここ数カ月間でF1参戦に関する問い合わせが定期的になされていると語る。「10人くらいから問い合わせがあった」とロス・ブラウンはコメント。「だが、彼ら全員が、新チームが分配金を与えられるように我々が規約を変更するかを知りたがっている」F1への新規参戦はかなりの努力が必要となっている。財政面と技術リソースにおける厳しいデューディリジェンが実施され、最初に2000万ドル(約22億円)の保証金が必要となる。
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