F3チームであるライトスピード(Litespeed)は、新しい予算キャップのもとで2010年のF1にエントリーする意向を発表した。ライトスピードは、ジョーダン、ルノー、トヨタ、フォース・インディアでエンジニアとして働いていたマイク・ガスコインのMGI社と力を合わせ、2010年のチャンピオンシップの13チームの1つになることを期待している。ライトスピードのチーム代表であるニノ・ジャッジは、現在の予算キャップのままになることは確信していないことを認めるが、F1に参入するにはベストな瞬間だと考えている。
「予算キャップルールが変更になるかはわからないし、我々の申請が受け入れられるかはわからない」「キャップは廃止されるかもしれない。ポイントは、2010年のグリッドに着くにはプロジェクトのためにあまり時間がなく、準備の時間を最大にするためにリスクを冒さなければならないということだ」「F1に参入するのにこれ以上の時はないかもしれない。FIAはこれまで予算キャップの導入においての大胆さだけではなく、全世界的に魅力的なスポーツの長期的な展望も考えている」「スペースがあるし、インディペンデントチームのために競技の場が必要だ。予算キャップによって与えられる技術的な自由は、チームに財政的な規定の範囲内で競争力のあるパフォーマンスを与える」「FIAとFIAが素早い妥協を見出すと確信している。それは、F1と我々のような新しいチームの参入を可能にする素晴らしいことだ。革新的であり、経済的であり、エンジニアリングをベースに組織化されている。予算キャップはLitespeed GPの特性に合うものだ。それが我々がこの発表が適切な時間だと考える理由だ」