鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドは、2008年10月2日(金)から4日(日)の3日間で開催する「2009 FIA F1世界選手権 フジテレビジョン 日本グランプリ」の開催概要を発表した。F1日本GPが、3年ぶりに鈴鹿に帰ってる。21回目とのなる鈴鹿でのF1日本GPだが、観戦スタイルにいくつか新しい試みが採用される。まず、観戦席だが、安心・安全・快適な観戦環境を目指し、すべてが座席指定による指定席となる。しかし、価格はこれまでの自由席並みの1万1,000円からの設定となる。
全席指定化となるが、様々なポイントで走りを観戦できるよう、コースサイドの複数個所にエクストラ・ビューエリア(フリー観戦スポット)を設置。自分のシートをベースにエクストラ・ビューエリアでのご観戦とあわせて、違ったアングルでのF1の走りをお楽しむことが可能となる。全席指定席化により、これまで観戦券(自由席券)と指定席券に分かれていたチケットを一体化。これに伴い、これまで自由席料金でのみ設定のあった中高生・子ども料金を、西コースエリアでお手頃な価格に設定される(その他は大人・子ども共通)。また、新生鈴鹿サーキットで開催される新たなF1日本グランプリは、木曜日から月曜日までの5日間を「F1日本グランプリウイーク」と位置づけ、様々なイベントの開催を予定。木曜日はピットウォークを中心に翌日から始まるF1に向けて気分を盛り上げ、決勝翌日の月曜日は一部コースを開放するなど、それぞれの日にテーマを設け、F1日本グランプリウイーク5日間を存分に楽める計画が練られている。F1日本グランプリ観戦チケットの販売は、2009年F1グランプリシーズンの開幕となるオーストラリアGP決勝日が予定されている3月29日(日)に発売を開始することが決定している。F1日本グランプリにさきがけ、2009年4月12日(日)には、新生鈴鹿サーキットのキックイベントが開催される。当日は多彩なゲストとF1マシンのデモラン(予定)など、多数イベントを実施され、新生鈴鹿サーキットがお披露目される。