F1委員会が3日(木)にジュネーブで開催され、チーム名称変更を申請していたチーム・ロータス、ロータス・ルノーGP、ヴァージンの名称変更が承認された。情報筋は、ジュネーブでの長時間の会議でチーム・ロータス、ロータス・ルノーGP、ヴァージンが2012年開幕時からチーム名称を変更することについて必要な支持を受けたことを認めた。
これにより、2012年からチーム・ロータスはケータハムに、ロータス・ルノーGPはロータスに、ヴァージンはマルシャとして参戦することになる。正式な手続きは、12月7日に開催されるFIA世界モータースポーツ評議会の承認を得なければならないが、FIAのジャン・トッド会長がF1委員会のメンバーを務めていることもあり、形式的手続きになるとみられている。チーム名称変更が承認されたことにより、“ロータス”を巡る名称論争は終止符が打たれることになる。これまでトニー・フェルナンデスのチーム・ロータスと、グループ・ロータスがスポンサードするロータス・ルノーGPの間で長期にわたる公判が行われていたが、現在のロータス・ルノーGPだけがロータスという名前を使用するチームになることで同意に達した。チーム・ロータスは、トニー・フェルナンデスがスポーツカーメーカーであるケータハムを買収して1年でケータハム・ブランドを全面的に利用することになる。
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