F1は、2014年から新しいV6ターボエンジンが導入されることになりそうだが、それに伴いKERSもパワーアップされることになりそうだ。ルノー・スポールF1で副マネージングディレクターを務めるロブ・ホワイトは、エンジンパワーの欠如をKERSのパフォーマンスを現在の10倍にすることで補うことになると述べた。
「KERSは現在よりもずっと強力になるだろう」とロブ・ホワイトはコメント。「2011年のKERSは60kWに出力が制限されており、1周につき400kJを使うことができる。(新エンジンでは)120kWなので、2倍の出力になる。だが、もっと重要なことはドライバーが1周あたりの4MJ(4,000kJ)まで使用可能になることだ」「基本的には、2011年のKERSよりも10倍のパフォーマンスを発揮することになるだろう。我々は1周につき60kWを放出するマシンに慣れてきたが、2倍のパワーをもっと長い時間放出できるようにすることを話し合っている」関連:F1:2014年から1.6リッター V6ターボエンジンを導入へ