オリバー・ベアマンは、レース優勝やF1世界選手権を争えるチャンスがあるなら、フェラーリの育成プログラムを離れる可能性もあることを示唆した。現在21歳のベアマンは、厳しいシーズンを送るハースで存在感を示しており、チームは契約継続を望んでいるとみられている。一方で、エステバン・オコンの後任候補としてF2王者レオナルド・フォルナローリやフェラーリ育成のラファエル・カマラの名前も取り沙汰されている。
また、フェルナンド・アロンソの将来が不透明なことから、アストンマーティン移籍の可能性も噂されている。しかし、アロンソのマネジメントにも関わるフラビオ・ブリアトーレは、現時点で来季以降について決定はないと説明した。「フェルナンドはアストンマーティンでレースをしている」「以前と比べてアストンマーティンは大きく前進したように見えるし、彼自身もチームに満足している」「それ以上に言うことは何もない。彼はアストンマーティンのドライバーであり、シーズン終了時点でもアストンマーティンのドライバーだ」ハミルトン復調でフェラーリ昇格はより困難にベアマンは、ルイス・ハミルトンが2026年シーズンに復調したことで、自身のフェラーリ昇格への道が以前より厳しくなったことも認めた。「もちろん、自分の将来という意味では理想的な状況ではない」「でも、僕はまだ若い。まだ21歳だし、そこまで焦っているわけではない」「当面ハースに残ることも、僕にとって悪いことではない」一方で、ハースにはさらなる競争力向上を求めている。「メキシコや他のレースで味わえたような好調な状態を、もう一度取り戻したい」「僕との最初のシーズンだけ良かったチームとして終わりたくない。またパフォーマンスを改善して、多くのポイントを獲得できることを願っている」夢はフェラーリ しかし最優先は世界王者ベアマンはフェラーリ加入が今でも夢であることを強調した一方、それだけに固執するつもりはないと明言した。「フェラーリは夢のチームだ。いつかフェラーリのドライバーになることが僕の目標であることに変わりはない」「でも、3年も4年も5年もシートが空くのを待ち続けたいとは思わない。保証なんてないし、自分にとって一番いい時期を無駄にしてしまう可能性もある」そして、自身の最大の目標は世界タイトル獲得だと語った。「僕の究極の目標は少し自分勝手かもしれない。でも、それでいいと思っている。それが僕がここにいる理由だからだ。僕は世界選手権を争いたい」「もしどこかでそのチャンスが得られるなら、その機会をつかむ。フェラーリがその環境を用意できず、別のチームで戦うことになるなら、それも人生だ」アストンマーティンとの噂について問われると、ベアマンは将来性を認めながらも、現時点では移籍先として考えているわけではないと語った。「いつかアストンマーティンが非常に強いチームになることは間違いないと思う」「でも、現時点でそのチームを目指しているわけではない」ベアマンはフェラーリへの憧れを隠さない一方で、キャリアの最優先事項は世界タイトル獲得だと強調した。ハースで成長を続けながらも、将来的に優勝やタイトル争いができる環境が他チームにあるなら、その機会を逃さない姿勢を明確に示している。