オリバー・ベアマンは、将来フルタイムのF1シートを確保した場合、どのドライバーナンバーを選択するかを明らかにした。ベアマンは、先週末のサウジアラビアGPで虫垂炎と診断されカルロス・サインツの代役を務め、フェラーリでのF1デビュー戦で感銘を与えた。
この週末、ベアマンはカーナンバー38番をつけたが、18歳のベアマンがこの番号を選んだわけではない。すべてのチームは、リザーブドライバーが週末に参加する場合のドライバーナンバーを割り当てられている。ベアマンは、自分の本当のナンバーは87番であり、今後シートが契約された場合はその番号を選ぶつもりだと述べた。「僕が選んだわけではなく、もし選ぶとしたら87番だろう。それが僕のレースナンバーだ」とベアマンはメディアに語った。「それが私のF1でのレースナンバーになる。なので、すぐに使えるようになるといいね。現時点では、それが私たちに与えられたものだ」2014年に競技者が独自の識別番号を選択し始めて以来、ベアマンはナンバー87を走らせる最初のドライバーとなる。フォーカスはF2に戻るサウジアラビアGPで予選11番手から7位でチェッカーを受けたベアマンは、将来のグリッド上での活躍が期待されている。F1シートへの昇格は、フェラーリからの連絡の前にベアマンがポールポジションを獲得した後、ジェッダでのF2レース2連戦を失うという代償を払って行われた。フェラーリでの任務を終えたベアマンは、焦点はすぐにF2に戻ったと主張した。「もちろん、F2でポールポジションを獲得したあと、週末を終えることができなかったのは少し残念だった」とベアマンは語った。「でも、このようなチャンスが来た以上、それを逃すわけにはいかない。挑戦できて本当にうれしいし、自分自身のために良い結果を出せたと思う」「今はF2に焦点を戻しているけど、基本的にみんなより2ラウンド遅れているので、今のところ厳しいチャンピオンシップになるだろう。バーレーンでは少し話が違ったけど、ここでは良い点をいくつか取れたと思う」「でも、現時点ではF2のポイントよりもF1のポイントのほうが多いんだ。だから、やるべきことがあるんだ」