スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリースは、2023年F1オーストラリアGPの予選を15番手で終えた。開幕2戦では苦戦を強いられていたデ・フリースとアルファタウリだが、今大会に向けてAT04にアップデートを投入。デ・フリースはプラクティスからパフォーマンスを発揮して今季Q2に初進出を果たした。
「ポジティブなセッションだった」とニック・デ・フリースはコメント。「Q2に進出できて嬉しい。今週末に持ち込んだ新しいアップグレードの効果が得られたことが特に良かった」「コンディションの変化がかなりトリッキーで、タイヤの熱入れが特に難しく、Q2のラストランではやりたいことができなかった。プラクティスではタイヤが良くなっていきたけど、時間とともにトラックが変化するとドロップオフが少し起きてしまい、タイヤをラストランに向けて確実に準備する必要が出てきた」「ラストランを最適化できなかったのがやや残念だけど、全体的にはハッピーなセッションだった」「明日については、ロングランを試せていないけどレースは楽しみだし、ポイントが獲得できることを願っている」