ニック・デ・フリースは、F1ブラジルGPで体調不良のランド・ノリスに代わってマクラーレンから出走すれば、旧型と合わせてシーズンで5台目のF1マシンのドライブをドライブすることになり、年末にはそれが6台まで増える。木曜日、マクラーレンのレギュラードライバーを務めるランド・ノリスが食中毒の疑いでメディア業務をキャンセル。チームは金曜日には復帰できる見通しだとしている。
だが、F1ブラジルGPはスプリントフォーマットが適用される週末となり、金曜日の夕方には予選が行われる。そのため、ランド・ノリスは、金曜日の2回目のセッションには必ず出走する必要がある。したがって、マクラーレンは、万が一の場合に備えて、メルセデスのリザーブドライバーであるニック・デ・フリースをスタンバイさせている。デ・フリースは、すでにマクラーレンのガレージでシート合わせを完了させており、レーシングスーツも用意されている。今年、ニック・デ・フリースは、ルーキーFP1セッションで、ウィリアムズ、メルセデス、アストンマーティンの今季マシンをドライブしている。また、昨年モデルではあるが、アルピーヌのF1マシンをプライベートテストで走らせている。マクラーレンでの出走が決まれば、メルセデスF1エンジンを搭載した4チームのすべての今季F1マシンをコンプリートすることになる。さらにポストシーズンテストでは、2023年に加入するアルファタウリから出走する予定であり、今季F1マシンの経験は5台に増え、アルピーヌの昨年マシンも含めれば、1年で6台の異なるチームのマシンをドライブすることになる。ドライブしていないのは、レッドブル、フェラーリ系のフェラーリ、ハース、アルファロメオのF1マシンだけとなる。実にグリッドの過半数のマシンをドライブすることになる。
全文を読む