ニック・デ・フリースは、2022年F1イタリアGPで虫垂炎にかかったアレクサンダー・アルボンの代役としてウィリアムズから急遽F1デビュー。モンツァでの土壇場での招集劇を語った。アストンマーティンのセバスチャン ベッテルの代わって金曜日のFP1に参加していたニック・デ・フリースは、F1 TV放送の仕事で一日を始める予定だった。しかし、アレクサンダー・アルボンが虫垂炎で欠場することが決定し、事態は急変。ジェットコースターのような一日を過ごすことになった。
90分のFP3だけで予選に臨んだニック・デ・フリースだが、Q2進出を果たすと13番手タイムをマーク。決勝は8番グリッドからスタートする。「プレ予選ショーを一緒にやるはずだったのに!」とニック・デ・フリースはF1 TV の司会者であるウィル バクストンに説明した。「朝、コーヒーとポリッジ(おかゆ)などで準備をして、パドッククラブに出演していたけど、物事は急展開した。僕が知らされたのは、最初のセッションのわずか1時間半前だった」幸いなことに、ニック・デ・フリースは、5月のスペインGPのFP1にウィリアムズから出走していた。「そのため、ターンアラウンドは非常に迅速だったけど、チームは素晴らしく、非常にサポートしてくれた。もちろん、アレックスが健康で、すぐに回復することを願っている。でも、うれしくないわけがない」
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