日産自動車は、2018年のペブルビーチ・コンクール・デレガンスで、印象的なインフィニティのコンセプトカー「プロトタイプ10」を公開した。「プロトタイプ10」は電動駆動の大胆なスピードスターで、インフィニティブランドが目指す電動パワートレインによるドライビングプレジャーと刺激的なパフォーマンスを提供するビジョンを示している。
シングルシーターの「プロトタイプ10」のデザインの企画に際し、インフィニティは、クラシックなスピードスターのレーシングヘリテージから着想を得てクールで先鋭的なデザインに一新。コンセプトは、インフィニティ「Qインスピレーション」で取り入れられた新しいインフィニティのフォームランゲージを進化させたもので、将来のインフィニティブランドのデザインへのヒントを示している。インフィニティは、2021年以降の全ての新型車に電動パワートレインの搭載を予定している。インフィニティのエグゼクティブデザインディレクターであるカリム・ハビブは「インフィニティ『プロトタイプ10』は、シングルシーターの高出力レーシングカーが人気を集めた時代に最も刺激的とされたいくつかのモデルのレイアウトを参考にデザインしました。このコンセプトカーは運転することが車の喜びの全てだった、おおらかな時代からインスピレーションを得ていますが、フォルムや細部を含めたすべては電動化車両の未来のドライビングプレジャーとパフォーマンスの表現を提案しています。」と語った。