日産は、先週末のル・マン24時間レースでNissan GT-R LM NISMOがハイブリッドシステムなしで走行していたことを認めた。日産のモータースポーツ責任者を務めるダレン・コックスは、トップから18秒の遅れをとっていたNissan GT-R LM NISMOが、ハイブリッドパワーからの利益を得ていなかったとの報道を認めた。
「いいえ、我々はそれを走らせようとはしませんでした」とダレン・コックスはコメント。「信頼性の理由で、我々はハイブリッドシステムを連動させませんでした」ダレン・コックスは、その決定は、レース2週間前のル・マン・テスト後になされたと述べた。日産モータスポーツのテクニカルディレクター兼チームプリンシパルのベン・ボウルビーは、トロトラック社によって開発させたメカニカルシステムが、テストで信頼面でパワーを減らして作動させるべきことが判明していたことを示唆した。Nissan GT-R LM NISMOは、8メガジュールのパワーを許可されらクラスで走行すると考えられていた。だが、フロントアスクルからリアホイールに回生されたパワーを送るよう設計されているトランスミッション装置は、ダイナモで信頼性のないことが判明し、まだクルマでは動いていないという。これにより、日産はフロントホイールによって回生・展開することで2MJディビジョンに格下げせざるを得なかったという。ダレン・コックスは、日産のシミュレーションによって8MJではル・マンで1周あたり4秒の価値があることが示されていると述べた。
全文を読む