ハースF1のニキータ・マゼピンは、F1の世界では「誰もが自分ことしか考えていない」と語る。今年、ハースF1からデビューを果たしたニキータ・マゼピンは、ドライバー間の“紳士協定”を破ったとして非難されるなど、悪い意味でコース内外での行動に多くの注目が集まっている。
F1エミリア・ロマーニャGPの予選でも、ニキータ・マゼピンはアタックラップに入ろうとしているアントニオ・ジョビナッツィをホームストレートで追い抜いたことで“敬意に欠けている”と強い批判を受けた。「これまでの2つの週末を通して、こういう行動基準があることには驚かされた」とニキータ・マゼピンは Match TV に語った。「僕たちにはそれぞれチームがいて、チームからの指示に従っている。どちらのケースにおいても僕はその指示に従っただけだけど、いくつか暗黙のルールもみたいだね」「確かに、僕はまだ学んでいるところだ。でも、僕がラインを通過したのは予選セッションが終わる2秒前だった。もし、僕が彼の後ろにとどまっていたら、もう1周する時間はなかっただろう」「そういうことが起きたのは不愉快だ。でも、ここでは誰もが自分のことしか考えていない」デビュー戦となったF1バーレーンGPではスタート直後にクラッシュリタイアを喫したニキータ・マゼピンだが、2戦目となるF1エミリア・ロマーニャGPでは、2周遅れの最下位ではるものの、F1で初完走を果たした。ニキータ・マゼピンは、ウエットでの滑りやすいコンディションは「精神的に疲労困憊した」と語る。「そして、誰もが見ている。ちょっとしたミスが重大な結果につながってしまう。F1は非常に難しいスポーツだ。でも、いったんバイザーを閉じたら、他のことを考える時間はない」また、ニキータ・マゼピンは、チームメイトのミック・シューマッハとは異なり、F1チームの本格的なシミュレーターで次戦ポルトガルGPに準備できない状況を嘆いた。「僕たちのチームにはシミュレーターがない。だから、僕はほとんどのプロドライバーが自宅に持っているシミュレーターを使うしかない」ミック・シューマッハは、フェラーリのF1シミュレーターの使用を許可されているかと質問されたニキータ・マゼピンは「多分ね。でも、僕はその育成チームのメンバーではないので、そのような特権はない」と答えた。「ポルティマオに向けての準備はここモスクワでやることになる」
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