2021年にハースF1チームでデビューを果たすニキータ・マゼピンは、自分自身のF1への移行に集中しているので、ハースF1の新車『VF-21』が良いかどうかはルーキーシーズンにほとんど影響しないと語る。ニキータ・マゼピン(21歳)は、3月末にバーレーンでF1デビューを果たす。ハースF1チームは、ロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンの両方のドライバーを交代しており、マゼピンは、同じルーキーのミック・シューマッハとチームを組む。
「とても楽しみにしている」とロシア出身のニキータ・マゼピンは The Race に語った。「F1に卒業することは、マシンのパフォーマンスに関係なく、エキサイティングなものになるだろう」「若手ドライバーである僕のキャリアのこの段階では、マシンが良いかどうかについて話しても無意味だ」「僕の焦点はF1の準備にある。マシンは慣れているものとは非常に異なるし、カレンダーも僕が慣れているもののほぼ2倍になる」「それらが僕の前に立ちはだかっている課題であり、それが今のところ僕の焦点だ」だが、ニキータ・マゼピンはその仕事に躊躇していないと主張する。「F1のための準備はできていると信じているし、まずは最初にチームにそれを示したいと思っている。F1に到達するとき、通常は1回のチャンスしかない」ニキター・マゼピンは、彼新しいチームメイトであるミック・シューマッハに凌駕されないことが重要であると語る。ニキータ・マゼピンとミック・シューマッハは、FIA-F2で過去2シーズン競い合い、シューマッハは2020年のタイトルを獲得することに成功した。「僕の仕事はいつものようにチームメイトを上回ることだし、できる限り最善を尽くすこと。そのためにまだ僕の肩にはプレッシャーはのしかかっている」とニキータ・マゼピンは認める。「レースをするマシンの潜在的なパフォーマンスとスピードに関してはうまくいくと期待している。僕とチームメイトはラップタイム内で接近しているはずだ」