中嶋一貴が、TOYOTA Racingから参戦する2012年FIA世界耐久選手権への意気込みを語った。TOYOTA Racingは、5月5日に開催されるFIA世界耐久選手権第2戦スパ・フランコルシャン6時間レースで、TS030 HYBRID をデビューさせる。まだTS030 HYBRIDでの走行を行っていない中嶋一貴は「TS030 HYBRIDの初走行が待ち遠しい」とコメント。
「ロールアウトの際にアレックスやニコラスといろいろと話したが、大きな可能性を秘めたクルマであるのは明らかだ。TMGのドライビング・シミュレーターでは長い時間運転しているので、ヴァーチャルな世界の中ではクルマの事も分かっているし、ル・マンのコースのことも分かっている。やっと本物を運転する時が来た」「自分にとっては素晴らしい挑戦だし、TOYOTA Racingと共にFIA世界耐久選手権に出場するのが本当に楽しみだ。ハイブリッド技術を携えてのル・マンへのカムバックはトヨタにとっては大きなチャレンジだと思うが、我々ドライバーにとっても大きなチャンスだと思うので、SUPER GTレースでの経験が活かせることを願っている。このプロジェクトに関わることができて最高だ。今シーズンは本当に頑張りたい」関連:・トヨタ、ル・マン参戦マシン「TS030」を発表・トヨタ TS030ハイブリッド (主要諸元表)