中嶋一貴は16日、F1開幕戦オーストラリアGPの決勝レースで見事6位入賞、3ポイントを獲得という結果を残した。名門ウィリアムズのレギュラードライバーとしてF1に参戦する今シーズン。初レースを13番手からのスタートした中嶋一貴は、スタート直後の接触でフロントウィングを破損。ピットストップを余儀なくされ順位を下げるが、ワンストップに作戦を変更し追い上げを見せる。一時は7番手まで順位をあげるが、3度目のセーフティカー導入時にBMWのロバート・クビサと接触。再びピットストップ。これにより9番手まで順位を下げるが、前を...
中嶋一貴のコメント「今日の終わりに得たものは大きい。完走したことも大きいし、ポイントを獲得したことも大きい。今日は体力的に本当にタフだったけど、その上に多くのことが起こったね。スタートでは、僕の前のクルマがスピンして横向きになり、僕のノーズにダメジを負わせた。それから何度もセーフティーカーが入り、チームは僕の戦略をワン・ストップに変更するという素晴らしい仕事をし、ポイントを獲得することができた。レースの終わりに向かって、クルマが渋滞して、再び事故が起こり、僕のノーズは再びダメージを負ってしまった。でも、自分の体力と一貫性を証明できたことは良かった。よく知っているサーキットであるセパンでのレースすることを楽しみにしているよ。」