ウィリアムズのテクニカルディレクターであるサム・マイケルは、チーム内での中嶋一貴の評価が上がっていることを明らかにした。これまでニコ・ロズベルグの影に隠れた印象の中嶋一貴だが、イギリスGPでは高いパフォーマンスを披露した。中嶋一貴は、予選のQ1からQ3までの全てのセッションでチームメイトを上回り、Q1では全体のトップタイムを記録した。
自己最高の予選5番グリッドを獲得した中嶋一貴だが、決勝では残念ながら戦略を生かせず11位でレースを終えている。しかし、サム・マイケルは中嶋一貴のパフォーマンスに感銘を受けており、ウィリアムズが2010年も中嶋一貴を維持したいと語る。「カズキはバルセロナから絶えず良くなっている。チームの前進を手助けしている彼を見るのは喜ばしいことだ」「大きな違いは、彼が今レース週末のセットアップ面に貢献していることだ」「彼は明らかに改善している。彼は今週末のセットアップの方向性においてチームを本当に助けてくれた」
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