2022年F1アブダビテストが11月22日(火)にヤス・マリーナ・サーキットでスタート。チームを移籍するドライバーやデビューが新チームのF1マシンで初走行を行った。2022年のポストシーズンテストは、ピレリの2023年タイヤのテストとして実際され、1台はレースドライバー用、1台は出走回数が2戦未満のルーキードライバー用となる。、2023年にチームを移籍するドライバーやF1デビューを果たすドライバーにとっては新チームのF1マシンで走行しながら環境に慣れる初めての機会となる。
2023年にはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ→アストンマーティン)とピエール・ガスリー(アルファタウリ→アルピーヌ)がチームを移籍。ニック・デ・フリース(アルファタウリ)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ローガン・サージェント(ウィリアムズ)がF1デビューを果たし、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が3年ぶりのF1復帰を果たすなど、6名に動きがあり、F1グリッドは大きく様変わりする。2022年にリザーブドライバーの役割を担っていたニコ・ヒュルケンベルグ(アストンマーティン)、ニック・デ・フリース(メルセデス)、オスカー・ピアストリ(アルピーヌ)を含めて、ローガン・サージェント以外は現行チームとの契約を12月31日まで結んでいることもあり、今回のF1アブダビテストへの参加はチーム間の特別な“ローン契約”によって実施される。そのため、スポンサー契約にコンフリクトがあるケースもあり、フェルナンド・アロンソはスポンサーロゴがすべて外されたアストンマーティンにブラックのレーシングスーツと“無地”で走行を実施。ニック・デ・フリースとピエール・ガスリーもチームのものではなく、メーカーの既製品のレーシングスーツで参加。アルファタウリは「ニックはレンタル中のため、テストのために彼をメディアで取り上げることはありませせん」と断りを入れている。アストンマーティンもチームのソーシャルメディアではフェルナンド・アロンソに触れていない。また、先週木曜日に契約が発表されたニコ・ヒュルケンベルグは、ハースF1チームのレーシングスーツを着用しているものの、ヘルメットは真っ白と急な契約の影響が感じられる。ピエール・ガスリー(アルピーヌF1チーム) この投稿をInstagramで見る BWT Alpine F1 Team(@alpinef1team)がシェアした投稿 オスカー・ピアストリ(マクラーレン) この投稿をInstagramで見る McLaren(@mclaren)がシェアした投稿 ニコ・ヒュルケンベルグ(ハースF1チーム) この投稿をInstagramで見る Haas F1 Team(@haasf1team)がシェアした投稿 ニコ・ヒュルケンベルグは23周を走行した時点で「残念ながら、ニコの車にはテスト用のグレムリンがいくつかあるため、回収する必要があり、現在修理中です」とハースF1チームはコメント。日曜日のレースでミック・シューマッハが接触事故を起こしてレース後にドーナツターンを停止させられる一件があったことから、ファンからは「シューマッハの車ね」とツッコミが入っている。ニック・デ・フリース(アルファタウリ) この投稿をInstagramで見る Scuderia AlphaTauri(@alphataurif1)がシェアした投稿 フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)フェルナンド・アロンソ、“スポンサー全消し”のアストンマーティンF1のマシンで走行 #F1jp | #F1 | #F1GP | #アロンソ | #アストンマーティン | #F1アブダビテスト | #F1Testing https://t.co/DoJeUP7Rg1— F1-Gate.com (@F1Gate) November 22, 2022 関連:2022年 F1アブダビテスト:参加ドライバー