F1モナコGP 予選のハイライト動画。2021年のF1世界選手権 第5戦 F1モナコGPの予選が5月22日(土)にモンテカルロ市街地サーキットで行われた。土曜日の天候は曇り。午前中には雨が降っていたが、現地時間15時に気温18.9度、路面温度33.7度のドライコンディションでセッションはスタート。FP3でクラッシュを喫したミック・シューマッハ(ハース)は出走を断念。同じくクラッシュしたニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)は修理を間に合わせた。
予選は劇的な幕切れとなった。Q3の1回目のアタックで暫定ポールに立ったシャルル・ルクレールは、残り1分を切った2回目のアタックでマシンを大破させる大クラッシュ。セッションは赤旗中断のまま終了し、ルクレール以降のドライバーはタイムを更新できず。ルクレールがタイムシートのままトップに立った。だが、マシンのダメージはギアボックスにまで及んでいる可能性があり、その場合はグリッド降格になる。ポールが確定すれば、2019年のF1メキシコGP以来となる通算8回目、地元ドライバーのモナコでのポールは、非選手権ではあるが、1936年のルイ・シロン以来となる。2番手はレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペン。2回目のアタックではセクター1でシャルル・ルクレールを上回るタイムを出していたものの、1回目のアタックでタイムを出せなかったことが響いた。チームメイトのセルジオ・ペレスは9番手。3番手はメルセデスF1のバルテリ・ボッタス。チームメイトの現役王者ルイス・ハミルトンはアタックができず7番手。近年のワーストだった2018年のF1ドイツGPで6番手を下回った。今週末は1度もタイムシートのトップに立っておらず、FP3後もマシンに変更を加えるなど、苦戦が見て取れる週末となっている。4番手はフェラーリF1のカルロス・サインツ。トップタイムを記録したシャルル・ルクレールとともに今週末のモナコでフェラーリは力強いパフォーマンスを見せている。5番手にはマクラーレンのランド・ノリス、6番手にはアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー。チームメイトの角田裕毅はQ1で0.016秒の16番手となり2戦連続のQ1敗退を喫した。8番手にはアストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテル。10番手にはアルファロメオとして今季初のQ3進出を果たしたアントニオ・ジョビナッツィが続いた。
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