F1アブダビGP 決勝のハイライト動画。2020年のF1世界選手権 最終戦 F1アブダビGPの決勝が12月13日(土)にヤス・マリーナ・サーキットで行われた。新型コロナウイルスの世界的な大流行によって、7月から超過密スケジュールで行われてきた2020年のF1世界選手権もいよいよ最終戦。中東3連戦の最後となるF1アブダビGPはヤス・マリーナ・サーキット。無観客でレースは開催された。
優勝はポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン。好スタートを決めると、そこから全ラップをリードしてレースを支配。ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目、通算10勝目。レッドブルとして今季2勝目、ホンダF1エンジンとしては今季3回目の勝利となった。最後のラップでダニエル・リカルド(ルノー)がファステストラップを記録しなければ、史上最年少グランドスラムというところだった。チームメイトのアレクサンダー・アルボンも堅実なレースで4位入賞を果たした。2位にはメルセデスのバルテリ・ボッタス、3位にはルイス・ハミルトンとメルセデス勢が続いた。MGU-Kに不安要素があったことでペースを上げることができず、ハミルトンは最後にアレクサンダー・アルボンまで1.572秒差まで迫られた。メルセデスはコンストラクターズ選手権7連覇、ドライバーズ選手権ではルイス・ハミルトンが7回目のタイトル、バルテリ・ボッタスもランキング2位。15回のポールポジション、13勝という圧倒的なシーズンとなった。レース終了後にはハミルトンとボッタスがドーナツターンを披露した。5位にはランド・ノリス、6位にはカルロス・サインツが続き、マクラーレンはコンストラクターズ選手権でレーシング・ポイントを抜いて3位でシーズンを終えた。7位のダニエル・リカルド(ルノー)はファイナルラップでファステストラップを記録。8位にはピエール・ガスリー(アルファタウリ)、9位にはエステバン・オコン、10位にはランス・ストロール(レーシング・ポイント)が続いた。レーシング・ポイントでの最後のレースとなったセルジオ・ペレスは、新しいパワーユニットコンポーネントを投入したことで最後列からスタートしたものの、10周目にMGU-Kのトラブルでリタイアに終わった。それでもレーシング・ポイントはコンストラクターズ選手権4位を維持した。アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは11位でフィニッシュ。ホンダF1は最後のレースを3台入賞で終えた。フェラーリはシャルル・ルクレールが13位、セバスチャン・ベッテルが14位。今年フェラーリは1回もトップを走らずにシーズンを終えた。(1987、1992年に次ぐ3回目)OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "xjZnd1ajE6Ks62sI-FFyXTEGa2h_KHKg");});
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