F1マレーシアGPのフリー走行2回目が29日(金)にセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がトップタイムを記録した。ウェットコンディションだったフリー走行1回目から2時間半後、サーキットはドライコンディションへと回復。気温は28.9℃、路面温度は38.7℃まで上昇した。
フリー走行1回目が雨と60分に短縮となったこと走行数が制限されたこともあり、フリー走行2回目は開始早々に各ドライバーが積極的に周回数を重ねてセッティングを煮詰めていった。残り20分を切ったところでロマン・グロージャン(ハース)がターン13で右リアタイヤがバーストしてウォールにクラッシュ。この事故でセッションは赤旗中断となったが、事故の原因となった排水溝部分の修復に時間がかかることが予想され、セッションはそのまま早めに切り上げられた。トップタイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが記録した1分31秒261。早くもコースレコードを上回った。0.604秒差で2番手にもキミ・ライコネンが続き、フェラーリがドライコンディションのセパンでひとつ抜け出した速さをみせている。3番手にはダニエル・リカルド、4番手にはマックス・フェルスタッペンと、午前中にウェットでバランスの良さをみせていたレッドブル勢が続いた。フェラーリとの差はおよそ0.8秒となっている。そして、5番手タイムはマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが記録。ウェットでの午前中に引き続き、好パフォーマンスをみせている。チームメイトのストフェル・バンドーンは13番手だった。メルセデス勢は、ルイス・ハミルトンが6番手、バルテリ・ボッタスが7番手。両ドライバーともコースオフを喫するなどマシンが決まっていない様子。前戦シンガポールと同様に初日に苦戦する傾向が見られている。セッション切り上げはメルセデスにとって痛手となるかもしれない。2017 F1 マレーシアグランプリ フリー走行2回目 動画OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "IyNWp1YzE6b9Tk6dT69k0SSTn7ucaYxT");});関連:F1マレーシアGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルが最速タイム
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