MotoGPに参戦するヤマハのファクトリーチーム『モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGP』は6日、セパン・インターナショナル・サーキットでチーム発表会を開催。ヤマハから8年連続15年目を迎えるバレンティーノ・ロッシとヤマハから4年目を迎えるマーベリック・ビニャーレスが20年型のプロトタイプマシン、YZR‐M1のカラーリングを初公開した。
マーベリック・ビニャーレスは、2017年シーズンから「Yamaha Factory Racing MotoGP Team」の一員となり、MotoGP世界権に参戦。素晴らしいライディングで、2017年と2019年にはランキング3位、2018年にランキング4位となった。これまでマーベリック・ビニャーレスはヤマハのファクトリーマシン「YZR-M1」で55回のグランプリに参戦し、2017年のヤマハでのデビューレースとなったカタールGP、同年のヤマハグランプリ通算500勝目となったフランスGPでの優勝を含む6回の優勝と19回の表彰台、9回のポールポジションを獲得。MotoGPのレジェンドであるバレンティーノ・ロッシの世界権への参戦は今シーズンで25年目となり、この内、最高峰クラスは21年目、Yamaha Factory Teamでの参戦は15年目になる。だが、ヤマハはマーベリック・ビニャーレスと2022年までの契約を更新。また、2021年から2年契約でファビオ・クアルタラロを起用することを決定し、ファクトリーチームの2台のシートは埋まり、バレンティーノ・ロッシは2020年限りでファクトリーチームのシートを失う。モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPは、第19戦マレーシアGPの開催地で今年最初のオフィシャルテストに参加。1か月後に迫った開幕戦カタールGPに向けて準備を進める。
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