ヤマハは、2014年のMotoGPを戦うYZR-M1と新しいカラーリングを発表した。タイトル奪回を目指すヤマハ・ファクトリー・レーシングは17日、世界バイク市場3番目で、熱狂的なファンが多いインドネシアのインドネシアの首都ジャカルタで、2014年型YZR-M1の発表会を開催。ホルヘ・ロレンソとバレンティーノ・ロッシが出席した。
2014年型M1は、最終戦バレンシアGP後のオフィシャルテストで投入されていたが、今回インドネシアにあるショールームの代表者たち約5000人の前でニューカラーリングが初披露された。「幸せな人たちがいる太陽が輝く国、特にMotoGPに熱狂的なインドネシアに来られることは、いつもナイスだ。沢山のファンがある。みんなが僕たちを知っている。素晴らしい愛情があり、ヤマハのプロモーションにとって良い場所だ」とホルヘ・ロレンソはコメント。「ニューバイクが好き。ホワイトの割合が増えて、とてもスマートでエレガントだ。今シーズンの期待感は非常に高い。この冬は肩のプレートを除去する手術を受けたから、少し軽くなったけど、クリスマスの後で少し体重が増えてしまった。数キロを減量するために懸命にトレーニングに取り組んだ。」「昨年のようなグッドなシーズンスタートを切り、表彰台獲得にトライしよう。その後のシーズンに向けて、開幕戦でポイントを稼ぎ、自信を得ることが重要だ。僕たちのライバルたちはタフだけど、もし、幾つかの分野でバイクが改良されていれば、もう一度タイトル獲得に向けて、グッドなチャンスとなるだろう。」「他のファクトリーと契約したという噂に関して、本当ではないことを明白にしたい。僕の将来に向けて、ヤマハと一刻も早く交渉を始めたい。ヤマハのライダーとして引退することが夢だ。もし、僕たちのバイクが良ければ、それは簡単なことだろう」と、ドュカティ移籍説を一蹴し、ヤマハとの延長契約を希望した。チームメイトのバレンティーノ・ロッシは、「インドネシアを訪れることは、いつも素晴らしい。レースが開催されないけど、世界で最高のファン。MotoGPとヤマハ・ファクトリー・チームに対して大きな情熱がある。ヤマハ・インドネシアは、ヤマハのグローバルビジネスにおいて重要な役割を果たす。僕たちの存在がローカルビジネスの促進に役立つことを期待する。ジョコ・ウィドドと貴重な時間を過ごせたことは光栄。これ以上にない歓迎だった」とコメント。「僕にとって今シーズンは非常に重要だ。ジャカルタでシーズンが始まるということは特別。ヤマハが欧州以外で発表会を実施した記憶がないから、今日のイベントは幾つかの理由で特別だ。ヤマハはジャカルタでの年間総会で2014年型M1の発表会を実施する機会を意図的に提供することを決断した。これは、グローバルビジネスにおいて、アジア市場の重要性を表す。ここでもう一度走りたい。あまり遅くならないうちに!」「今日、2014年のニューカラーリングを発表した。とてもナイスだ。とてもエレガントで、昨年よりもホワイトの割合が増えて、ヤマハファクトリースタイル度がさらに増した。すごく気に入った。」「今シーズンの期待度は非常に高い。目標は昨年よりも良くすること。より戦闘的になり、毎週末に表彰台争いをすること。バイクの戦闘力が再び高いことは確かだ。昨年型はとても良かった。ヤマハのエンジニアたちはシーズンを通じて、さらに開発する能力があったから、新しいM1に大きな期待感がある。シーズン中にはさらに良くなることは間違いないだろう」