2019年からKTMのサテライトチームとして参戦するテック3は、F1のスクーデリア・トロ・ロッソと同じカラーリングで参戦することになるようだ。テック3は、2001年以来MotoGPクラスでヤマハのバイクを走らせてきたが、今年2月に今シーズン限りでヤマハとのパートナーシップを解消することを発表。2019年からKTMのサテライトチームとして参戦する。
レッドブルは、MotoGPに参戦するKTMのファククトリーチームをスポンサードしており、2019年からはサテライトチームのテック3・KTMにも拡大することになる。レッドブルは、テレビやコース上でファクトリーチームとサテライトチームを識別するために、F1のレッドブル・レーシングとトロロッソで採用しているようにMotoGPでもカラーリングを分ける戦略を採っていく。KTMファクトリーチームはネイビー&レッド、サテライトのテック3・KTMはブルー&シルバーのカラーリングを纏うことになる。KTMのCEOを務めるステファン・ピエールは「我々はF1におけるレッドブルと同じ構造を持つことになる。ジュニアチームはトロロッソのようなライトブルーのデザインになる。テック3はオレンジのファクトリーチームと同じ方法でブランド化される」と SPEEDWEEKコメント。「また、テック3はMoto2クラスにもジュニアチームとしてF1のスクーデリア・トロ・ロッソと同じようにライトブルーのデザインで参戦する」「私の目標は、新しいMotoGPカスタマーチームのためにファクトリーチームと同じ技術仕様を与えることだ。私は本当にテック3チームの真価を認めている。彼らはファクトリーチームを助けることにもなる」「テック3チームの初年度はエルベ・ポンチャラル(テック3/チームマネージャー)と一緒にリーダーになることが目標だ。彼にはMotoGPクラスでの豊富な経験があり、ファクトリーチームとほぼ同じ機材を手に入れるだろう」「もちろん、カスタマーチームの機材は我々にとって物流的な課題だ。我々はGPスタックを拡大し続けている。もはや小さな運営ではない」
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