ケーシー・ストーナーは、MotoGPに復帰する計画はないと主張。再びMotoGPでレースをしたいという衝動に駆られるかどうかもわからないと述べた。2度のMotoGPチャンピオンを獲得したケーシー・スト−ナーは、現在オーストラリアのV8スーパーカーズのダンロップ・ディベロップメント・シリーズにトリプル・エイト・レーシングに参戦している。
そんななか、シーズン後半にケーシー・ストーナーがワイルドカード枠で2輪レースに復帰するとの憶測が持ち上がった。だが、ケーシー・ストーナーは、MotoGPに復帰したいという衝撃に駆られることは予想できないと主張した。「この段階では、自分が戻ることはまったく考えられない」とケーシー・ストーナーはコメント。「終わったことだし、やり遂げている。チャンピオンシップが、戻って戦いたくなるような僕が望む方向、再び十分にバイクに乗るのを楽しみたいと思うよう方向に進むとは思えない」ケーシー・ストーナーは、MotoGPをフォローおり、特に旧チームメンバーとの関係は維持しているが、自分の不在は自分のキャリアにおけるMotoGPのチャプターが幕を閉じたという想いをさらに強めたと述べた。レースをしないことが、自分の思考法に影響を及ぼしたか尋ねられたケーシー・ストーナーは「おそらくより強くなっている」と述べた。「メカニックなどはチームにまだいるし、戦っているライダーに多くの敬意を抱いている。いつも彼らが何をやっているのかを興味を持って見ている。彼らが怪我をしたときは大丈夫かどうかなどね」「でも、レースを観たり、すぐに結果を知りたいとは思わないのが実際のところだ」「そこにいるようりも、もしろファンといて観ている。それが僕を傷つけることはない」ケーシー・ストーナーは、レースを含めて、寂しいと感じている要素があることは認めるが、復帰の思いを強めるものではないと述べた。「バイクから離れているのは寂しいし、一緒に働いたチームやみんなのことを寂しく思うかもしれないけど、そういうものだ」「バイクでレースができないことは寂しいけど、どこでもバイクに乗ることはできるし、あそこに行って、それをする必要はない」「正直、それ以外では、望んだり、考えたり、戻りたいと思うにはあまりにかけ離れている」
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