ケーシー・ストーナーは、骨折した右足首の手術を受けるため、オーストラリアに帰国し、今週末の第12戦チェコGPを欠場することを発表。2012年のMotoGPタイトルの望みは消えたと認めた。ケーシー・ストーナーは、前戦インディアナポリスGPの公式予選で転倒を喫した際に右足首を骨折して、靭帯を損傷したことから、医師団の助言を受けて、手術を受けることを決断した。
すでにケーシー・ストーナーは、チャンピオンシップ首位のホルヘ・ロレンソに39ポイント差をつけられており、これから長い回復期間に直面することで、MotoGP最後の年となる今シーズンに3回目のタイトル獲得の可能性はないと認めた。「残念なニュースだけど、僕たちのチャンピオンシップは終わった」とケーシー・ストーナーはコメント。「手術をするまでいつ戻れるかはわからない」インディアナポリスGPで、ケーシー・ストーナーは改良したブーツを使用し、レース前には鎮痛剤を服用して挑んだ。だが、医師団から後遺症のリスクがあるとの助言を受け、ブルノ前に手術することを選んだと述べた。「手術前に炎症が治まるのを待たなければならないので、オーストリアに戻る予定だ」「すでに僕たちは、何ができるかを確認し、復帰を目指すために、あらゆるものを揃えている」「通常、僕のドクターは怪我をしてもライディングは問題にしないけど、彼はレポートを読んですぐにインディアナポリスで乗ることに忠告した」「全てのレポートが同じだった。できるだけ早くこの足を休ませる必要があるとね」ケーシー・ストーナーは、今シーズン限りでMotoGPを引退することを発表している。「フィリップアイランドの1〜2レース前に復帰できればいいけど、わからない」「フラストレーションを感じている。特に最後の年だからね。でも、それがレースだ」