ロードレース世界選手権 MotoGP 最終戦バレンシアGPの決勝が12日(日)にスペインのサーキット・リカルド・トルモで行われ、ダニ・ペドロサ(ホンダ)が優勝。3位でフィニッシュしたマルク・マルケス(ホンダ)がMotoGPクラスで2戦連続4度目、通算6度目のチャンピオンを獲得した。最終戦を前に、マルク・マルケスは282点を獲得。総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾは261点。その差は21点。
ドヴィツィオーゾが優勝した場合でも、マルケスは11位以上でフィニッシュできれば、チャンピオン獲得。ドヴィツィオーゾが2位以下の場合は無条件でマルケスのチャンピオンが決まる状況で決勝を迎えた。ロードレース世界選手権 MotoGP 最終戦バレンシアGPの決勝が12日(日)にスペインのサーキット・リカルド・トルモで行われ、ダニ・パドロサ(ホンダ)が優勝。3位でフィニッシュしたマルク・マルケス(ホンダ)がMotoGPクラスで2戦連続4度目、通算6度目のチャンピオンを獲得した。最終戦を前に、マルク・マルケスは282点を獲得。総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾは261点。その差は21点。ドヴィツィオーゾが優勝した場合でも、マルケスは11位以上でフィニッシュできれば、チャンピオン獲得。ドヴィツィオーゾが2位以下の場合は無条件でマルケスのチャンピオンが決まる状況で決勝を迎えた。気温25度、路面温度27度のドライコンディションでレースをスタート。ホールショットを奪ったのはポールポジションからスタートしたマルク・マルケス。2番手にはチームメイトのダニ・ペドロサがあがり、ホンダが1-2体制で1周目を終える。だが、2周目にはヨハン・ザルコ(テック3)が2番手に浮上、3周目には確実にチャンピオンを狙うマルク・マルケスが後方からのプレシャーを交わす形でザルコに首位の座を譲る。4番手にはホルヘ・ロレンソ、5番手にはタイトルへの望みをつなぐアンドレア・ドヴィツィオーゾが浮上した。マルケスにとっては3番手にペドロサがいるのは安心な展開。その後、レースはしばらくこう着状態。ドヴィツィオーゾはチームメイトのロレンソの前になかなか出ることができない。そして、残り11周、ドゥカティが異例のチームオーダーを発令。ロレンソに1つ順位を下げる指示が出し続けるが、ロレンソは応じない。ドヴィツィオーゾが十分に差を縮められないようにもみえる。残り8周。マルク・マルケスはヨハン・ザルコに仕掛けて前に出るが、1コーナーでコースオフ。あわや転倒という状況だったが、抜群のマシンコントロールでバイクを保ち、5番手でコーフに復帰する。残り6周。ホルヘ・ロレンソが2コーナーで転倒。ドゥカティに移籍した今年、初めて最高峰クラスで優勝することなくシーズンを終えた。そして、同じ周になんとアンドレア・ドヴィツィオーゾもまさかのコースアウト。グラベルにはまったことでレースを諦めてピットに戻った。ドゥカティのクルーも温かくドヴィツォーゾを迎え入れた。これでマルク・マルケスはリタイアしてもチャンピオンが確定する状況となった。レースは、ヨハン・ザルコとダニ・ペドロサが激しいトップバトルを開始する。そして、最終ラップでペドロサが前に出てトップでチェッカー。第4戦スペイン以来となる今季2勝目を挙げた。2位にはヨハン・ザルコ。惜しくもルーキーイヤーでの勝利は叶わなかった。3位表彰台を獲得したのはマルク・マルケス。37ポイント差をつけて2017年のチャンピオンを獲得。MotoGPクラスで2戦連続4度目、通算6度目のチャンピオンを獲得した。ホンダは、2017年にドライバーズタイトルとマニュファクチャラーズタイトルの両チャンピオンを制した。2017 MotoGP 最終戦 バレンシアGP 決勝 結果Po.Num.RiderTeam126ダニ・ペドロサレプソル・ホンダ・チーム25ヨハン・ザルコモンスター・ヤマハ・テック3393マルク・マルケスレプソル・ホンダ・チーム442アレックス・リンスチーム・スズキ・エクスター546バレンティーノ・ロッシモビスター・ヤマハ MotoGP629アンドレア・イアンノーネチーム・スズキ・エクスター743ジャック・ミラーエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS835カル・クラッチローLCR・ホンダ951ミケーレ・ピロドゥカティ・チーム1053ティト・ラバットエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS1138ブラッドリー・スミスレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング1225マーベリック・ビニャーレスモビスター・ヤマハ MotoGP139ダニロ・ペトルッチオクト・プラマック・レーシング1417カレル・アブラハムプル&ベア・アスパル・チーム158エクトル・バルベラレアーレ・エスポンソラマ・レーシング1676ロリス・バスレアーレ・エスポンソラマ・レーシング1760マイケル・ファン・デル・マークモンスター・ヤマハ・テック3 44ポル・エスパルガロレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 4アンドレア・ドヴィツィオーゾドゥカティ・チーム 99ホルヘ・ロレンソドゥカティ・チーム 22サム・ロウズアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 19アルバロ・バウティスタプル&ベア・アスパル・チーム 45スコット・レディングオクト・プラマック・レーシング 41アレイシ・エスパルガロアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 36ミカ・カリオレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
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