MotoGP 第7戦カタルーニャGPの決勝レースが15日、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、ポイントリーダーのマルク・マルケスが、開幕戦カタールGPから7戦連続の1列目となる3番グリッドから史上最年少の記録を更新する7連勝を飾った。気温22度。路面温度34度のドライコンディションの中、3番グリッドのマルク・マルケスは、序盤から優勝争いを展開。ラスト6ラップにトップに飛び出すと、最後までライバルのアタックを抑え込み、地元で2010年の125ccクラス以来4年ぶりに優勝を飾った。
ウォームアップ走行で今季初転倒を喫した5番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、1ラップ目に2番手、4ラップ目に1番手に浮上。積極的にレースの主導権を握って、0.512秒差で今季4度目の2位、4戦連続5度目の表彰台を獲得。早朝の雨により、ハーフウェットのコンディションで行われたウォームアップ走行で1番時計を記録したポールポジションのダニ・ペドロサは、最終ラップまで優勝争いを繰り広げて3位、今季5度目の表彰台を獲得。2番グリッドのホルヘ・ロレンソは、ホールショットを決めて1ラップ目を1番手で通過。トップグループで走行して4位でフィニッシュすれば、4番グリッドのステファン・ブラドルは中盤までトップグループを追走して5位でフィニッシュした。ウォームアップ走行で14番手だった20番グリッドの青山博一は15位、開幕から7戦連続してポイント圏内に進出した。
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