MotoGP第4戦スペインGPの決勝レースが4日、ヘレス・サーキットで行われ、ポイントリーダーのマルク・マルケスがポールポジションから優勝。開幕戦カタールGPから4戦連続のポール・トゥ・フィニッシュを達成して、キャリア通算100戦目を飾った。気温28度。路面温度50度のドライコンディションの中、4戦連続のポールポジションからスタートしたマルク・マルケスは、1ラップ目と2ラップ目にトップバトルを展開したが、3ラップ目からはライバルたちを引き離し始めると、5ラップ目にサーキットベストラップを更新。
20ラップ目には2番手に5.073秒差を広げ、ヘレス6度目の挑戦で初優勝を挙げた。4番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、1.431秒差の2位に入り、開幕戦以来今季2度目の表彰台を獲得。3番グリッドのダニ・ペドロサは、0.098秒差で3戦連続の2位を逃したが、当地では最高峰クラスに進出した2006年から9年連続して表彰台を連取した。ウォームアップ走行で最速時計を記録して、通算200戦目を2番グリッドからスタートしたホルヘ・ロレンソは4位。6番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾ、10番グリッドのアルバロ・バウティスタ、5番グリッドのアレックス・エスパルガロ、9番グリッドのブラドリー・スミス、8番グリッドのポル・エスパルガロ、7番グリッドのステファン・ブラドルがトップ10入り。13番グリッドの青山博一は、1ラップ目17番手に後退したが、12番グリッドのニッキー・ヘイデンに続いて12位でフィニッシュした。マルク・マルケス (優勝)「今日はいいスタートを切ることができました。しかし、1コーナーでバレンティーノ(ロッシ)選手が僕を抜こうとしているのが見えました。バレンティーノ選手の作戦は、レースをコントロールしてペースダウンさせようというものだったのでしょう。しかし、彼の後ろを走っていて、自分はもう少し速く走れることが分かったので、できるだけ早くバレンティーノ選手を抜くことにしました。しかし、あれほどギャップが開くとは思っていなかったですし、とても驚きました。今の自分はとても調子がいいです。しかし、ダニもバレンティーノ選手もホルヘ(ロレンソ)選手も、プラクティスでもレースでも、100%の走りをしていることが分かります。今は勝てていますが、いつまでも勝ち続けることはできません。でも、そこから学ぶことは多いですし、少しでも多くのポイントを取れるようにがんばります」バレンティーノ・ロッシ (2位)「ヘレスは大好きなサーキット。見に来てくれる人達も、コースも、全体の雰囲気も素晴らしい場所だから、ここで表彰台に上れたことはとてもうれしいよ! 今回はウイークを通じてずっと好調で、マシンも思い通りに仕上がった。今朝のウォームアップ・セッションも力強く走れていたので、決勝でのトップ争いに自信を持つことができた。フロントにエクストラ・ハードを選択。これはリスクでもあったので、レース中盤から後半にかけての展開には少し心配があったんだ。今日はコースのコンディションが悪かったのでマシンがいたるところでスライドし、フロントも厳しい状態になっていたんだけれど、そのなかでも何とか良いパフォーマンスができたと思う。スタートがうまくいったので、そのままマルクについていきたかったが、やはり少しずつ離されてしまった。その後は自分のペースを守って、そしてマシンのバランスが良いところでは最大限にプッシュしながらコンスタントな走りを心がけた。終盤になってダニが追いついてきたが、最終ラップで抑えきることができて2位を確保。ここヘレスで表彰台に上るのは2010年以来初めてだから、今日は本当にハッピーだよ!」ダニ・ペドロサ (3位)「今日はとても難しいレースでした。オープニングラップからフロントタイヤに問題があったのですが、できる限りなんとかしようといろいろなことを試しました。マルクが逃げの態勢に入ったことが分かりましたが、今日はなにもできませんでした。今日は彼のレースでした。しかし、ヤマハの2人にずっとついていくことができましたし、終盤にはアタックもできました。ロレンソ選手を抜くことはできましたが、ロッシ選手を抜くにはあと2つか3つのコーナーが必要でした。しかし、ベストを尽くしての3位ですし、明日のテストでは、マルケスに近づけるようにがんばります。次のレースも全力で挑みます」ホルヘ・ロレンソ (4位)「スタートで出遅れてしまった。今回はどのセッションでも、スタート練習がうまくいっていなかったんだ。そして決勝も、期待したような展開にはならず、身体のコンディションも思っていたより悪かったので、それらを克服すべく努力するしかない。そして機が熟すのを待つだけ」
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