ツインリンクもてぎで15日(日)に決勝が行われるロードレース世界選手権 第15戦 日本グランプリに出場予定だった「Monster Yamaha Tech 3」のジョナス・フォルガーが、体調不良により欠場することとなった。これに代わって「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の野左根航汰が「Monster Yamaha Tech 3」から出場することが決定した。
野左根航汰は、今シーズンから中須賀克行とともに「YZR-M1」の開発ライダーを務めているほか、世界耐久権と全日本ロードレース権・JSB1000にフル参戦している。全日本権では、日本グランプリの舞台となるツインリンクもてぎで行われた第4戦で最高峰クラス初優勝を獲得。8月にも同サーキットでの第6戦で2勝目を飾っており、野左根航汰にとって得意なサーキットでのMotoGPデビューとなる。野左根航汰「突然のことで、僕が一番驚いています。まだ日本グランプリを走る実感がわいてきませんが、チャンスでもあるし、ワクワクしています。今年からテストライダーとして、YZR-M1をミシュランタイヤで走らせていますが、どこまでできるか試したいし、もてぎは僕の得意なサーキットであり、母国グランプリなので明日からのセッションが楽しみです。最後にチャンスをくれたTech 3とヤマハに感謝するとともに、少しでも期待に応えられるよう最善を尽くします」