6度のMotoGPチャンピオンに輝いたマルク・マルケスは火曜日の朝、バルセロナでのシーズン後テストでドゥカティのファクトリーチームの一員としてデビューした。トラックでの走行開始から1時間以上が経過したところで、マルク・マルケスはついにコース上に出て、来年のGP25をバルセロナ・カタロニア・サーキットで初めて体験した。
マルク・マルケスはショートランで合計4周を走り、最初のフライングラップで1分41秒648を記録し、次の周回では1分40秒783までタイムを更新した。その後1周してピットに戻り、ドゥカティのエンジニアたちにフィードバックを提供した。ドゥカティは2025年シーズンに向けて、ホモロゲーション取得前にバイクの改良を続ける予定である。ドゥカティチームのマネージャー、ダビデ・タルドッツィは、Sky Italiaのインタビューで次のように語った。「エンジンからシャーシまで、いくつかの新しい機能がある。マルクは新しいバイクで直接出発し、ペッコ(バニャイア)は2024年モデルを最初に試乗し、その後2025年モデルに乗る」オートスポーツ誌が月曜日に明らかにしたところによると、マルケス・マルケスは、ほとんどブランド名のない赤いバイクを走らせていた。彼のレーススーツも赤だったが、個人スポンサーのロゴは一切なかった。ドゥカティのテストライダーであるミケーレ・ピロは、すでにデスモセディチで何周か走っており、14周を記録して14位につけていた。フランチェスコ・バニャイアは、ドゥカティの記録にさらに4周を追加した。ホルヘ・マルティンマルク・マルケスの走行の直前には、新たにMotoGPチャンピオンに輝いたホルヘ・マルティンが、初めてアプリリアRS-GPのテストを行った。ブランド名の入っていないカーボンファイバーバイクに2つの星をあしらったフロントフェアリングを装着したマルティンは、現地時間午前11時頃にトラックに出た。MotoGPチャンピオンと書かれた金色のヘルメットをかぶったマルティンは、7周のロングランをこなし、最初のラップで1分45秒117を記録した。その後、3秒以上もタイムを縮め、最終ラップでは1分41秒964を記録してピットに戻った。ホルヘ・マルティンはレーススーツに#89のゼッケンをつけて走行したが、アプリリアは声明で、マルタンが2025年に使用するゼッケン番号はまだ決めていないと明らかにした。2年契約を新たに結んでグレシーニに残るアレックス・マルケスは、1分40秒006のタイムで最初のペースを刻んだ。