MotoGPは、2025年以降のブランド刷新の中心となるまったく新しいロゴを発表した。2002年に初めて導入され、2007年にさらに微調整された有名なチェッカーフラッグのロゴは、シリーズプロモーターであるドルナにより、よりミニマルなデザインに変更された。
ホルヘ・マルティンが最高峰クラスのチャンピオンに輝いた日曜午後のタイトル決定戦の後に、バルセロナのカタルーニャ美術館で発表された新しいロゴは、世界最大の独立系デザインスタジオであるPentagramが制作した。MotoGPは、新しいロゴの「M」は、コース上を傾斜しながら互いに接近して走る2台のバイクからインスピレーションを得たものであると述べた。「o」はホイールの幾何学を、「t」はバイクに乗るライダーを象徴している。「GP」の部分は、レーストラックのレイアウトを想起させることを意図している。新しいロゴは、アートワーク、動画、書体、視覚的アイデンティティ、言語的アイデンティティを含む、より大規模な刷新の一部である。Moto2とMoto3のロゴも、MotoGPと同じデザイン言語を採用して一新された。「我々は、新しいアイデンティティをお披露目し、世界中のファンに新しいMotoGPに会っていただくことをとても楽しみにしている」とMotoGPのプロモーターであるドルナのCEO、カルメロ・エスペレータは語った。「Pentagramとの仕事は、ファンの皆さんにも素晴らしい結果だとご納得いただけるような、素晴らしい冒険だった」「ブランドとはロゴ以上のものだし、MotoGPは単なるスポーツ以上のものだ。このプロセスを通じて、我々は両者について多くを学んだ。そして、その成果を世界に披露できることを誇りに思う」常に重要な問いは『MotoGPとは何か?』ということだった。現在も、そして将来に向けて、我々がどうありたいかという点でもね。そして、この新しいアイデンティティが、スピードから情熱、そしてその間のあらゆる側面まで、そのすべてを伝えることを願っている。これがMotoGPだ」MotoGPのブランド刷新は、リバティ・メディアがドルナの買収を間近に控えている時期に行われた。アメリカの大手企業は、年末までにすべての規制当局の承認を得られるものと期待している。リバティ・メディアが所有するF1も同様に、2017年に新しいロゴとブランドアイデンティティを採用した。
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