レプソル・ホンダは、マルク・マルケスとダニ・ペドロサとともにインドネシア・ジャカルタで開催された「ジャカルタ・インターナショナル・エキスポ」にて2018年版カラーリングが施されたMotoGPマシン「RC213V」を発表した。2017年王者のマルク・マルケスとチームメートのダニ・ペドロサは、タイ・ブリーラムで行われた公式テストを順調に終え、チーム・マネージャーのアルベルト・プーチ、HRC取締役 レース運営室室長の桒田哲宏とともにインドネシアに渡った。
アストラ・ホンダが開催するレプソル・ホンダのニューカラーマシンの発表イベントは今回で4年連続の開催となる。インドネシアにおけるMotoGP人気は大変高いもので、特にマルク・マルケスとダニ・ペドロサは若いHondaファンのヒーローであり、今日のイベントに参加したアストラ・ホンダの「ステップアップ・プログラム」の若いライダーたちにとって、大いに刺激となった。イベント後、チームとライダーは、3月1日(木)~3日(土)にドーハ・ロサイルで行われる最後のテストに備えるため、ヨーロッパへ向かった。マルク・マルケス「インドネシアはHondaにとっても、MotoGPにとっても重要な国で、チームの発表会を再びここで開催できて大変うれしく思います。何度もジャカルタには来ているので、まるで家に帰ったような気持ちでした。インドネシアはファンが多く、とても温かく迎えてくれるので、彼らのサポートに応えて時間を過ごすことはいいことだと思います。この冬、既に2回のテストを順調に終えました。カタールでも、新しいシーズンに向けてしっかりと準備を進めたいと思います。今年もまた、トップを争い、インドネシアや世界のファンに楽しんでいただきたいと思います」ダニ・ペドロサ「ジャカルタにおいてMotoGPがどれだけ愛されているのかを見れば、なぜ我々がこの地でチームの発表会を開催するか一目瞭然です。ライダーとしては、MotoGPを楽しむファンの姿を見て、その熱意を共有することができるので、素晴らしいことだと思います。また、前日はタイでも温かく迎えられ、テストも順調に行えました。このところ、すべてが着々と進んでいますが、カタールではコンディションが違うため、2018年シーズンに向けての進み具合や課題もさらに明確になってくると思います。今年もRepsol Honda Teamのライダーとして参戦できることを光栄に思います。トップを狙うために、100%の力を出しきるつもりです」桒田哲宏| HRC取締役 レース運営室室長「インドネシアでチームを正式に発表するイベントは今年で4回目。このジャカルタでは、またしても温かく迎えられました。まるで家に帰ったような気持ちです。このイベントを実現してくれたアストラ・ホンダ、そしてレプソルをはじめとしたスポンサーに感謝いたします。MotoGPへの関心が高いインドネシアで、Repsol Honda Teamの新チーム・マネージャーとなったアルベルト・プーチ氏、そして我々の素晴らしいライダー2名とともに、2018年型マシンの発表ができたことをうれしく思います。マルケス、ペドロサが今シーズンで勝つためには最高のツールが必要で、そのツールを準備することが我々の使命です。日本のエンジニアや各国にいるチームスタッフは、非常にいい仕事をしてくれているので、今年もゴールを達成できることを確信しています」アルベルト・プーチ | Repsol Honda Team チーム・マネージャー「インドネシアで我々のライダーたちとHondaブランドに対する熱意を感じながら、Repsol Honda Teamの発表会ができたことを、大変うれしく思います。2018年シーズンのレースは、オフシーズン中の日本のエンジニアたちの努力もあり、ライダーも準備万全なので、十分に優勝が狙えると確信しています。ライバル勢もステップアップして強くなっていると感じており、今年はスリリングなシーズンになりそうなので、チームとともにがんばります」
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