ホルヘ・マルティン(アプリリア)が2026年MotoGP第10戦オランダGP(アッセン)の予選でポールポジションを獲得した。当初はラウル・フェルナンデスがセッション最速を記録したものの、トラックリミット違反でタイムが抹消され、マルティンが約600日ぶりとなるポールポジションを手にした。アプリリアは予選で圧倒的な速さを見せ、トップ4を独占。
小椋藍が2番手、選手権首位のマルコ・ベッツェッキが3番手に続き、アッセンでアプリリア勢が予選を完全支配する結果となった。一方、マルク・マルケス(ドゥカティ)は今季ワーストとなる7番手に終わった。アプリリア勢が予選トップ4独占Q2はベッツェッキが最初のアタックで1分30秒853を記録し、アプリリアが主導権を握る展開で始まった。マルク・マルケスは最初のアタックで1分31秒2を記録したが、トラックリミット違反でタイムが抹消。続くアタックも同じ理由で取り消され、苦しい展開となった。残り5分あまりでマルティンが1分30秒812をマークして首位に浮上。その直後、トラックハウス・アプリリアのラウル・フェルナンデスが1分30秒7台のタイムで逆転したものの、このラップもトラックリミット違反により無効となった。その結果、マルティンが2024年オーストラリアGP以来、約600日ぶりとなるポールポジションを獲得。アプリリア移籍後初のポールとなった。2番手には小椋藍、3番手にはベッツェッキが入り、トップ3の差はわずか0.033秒。フェルナンデスはベストタイム抹消により4番手となり、ベッツェッキも終盤のイエローフラッグの影響で逆転のチャンスを逃した。バニャイア5番手 マルク・マルケスは今季最低7番手ドゥカティ勢ではフランチェスコ・バニャイアがポールから0.118秒差の5番手で最上位となった。6番手にはVR46のファビオ・ディ・ジャンアントニオ、7番手にはマルク・マルケスが続いた。マルケスはトラックリミット違反によるタイム抹消が響き、今季予選で自己最低順位となった。ペドロ・アコスタはQ2で再びマシントラブルに見舞われながらも8番手を確保。Q1を突破したファビオ・クアルタラロは9番手、ホンダ勢最上位はジョアン・ミルの10番手だった。11番手はエネア・バスティアニーニ、12番手は前日の転倒により走行を見送ったアレックス・マルケスとなった。アレックス・マルケスは予選には出走しなかったものの、週末残りのセッションへの出場可否は現時点で最終判断が下されていない。モルビデリはペナルティで16番グリッドへQ1ではVR46のフランコ・モルビデリが最後のアタックでQ2進出を狙ったが、1分31秒426で13番手に終わった。モルビデリは金曜日のプラクティスで進路妨害を犯したとして3グリッド降格ペナルティを受けており、決勝は16番グリッドからスタートする。14番手は終盤に7コーナーで転倒したディオゴ・モレイラ、15番手はブラッド・ビンダー。アレックス・リンスはQ2進出を逃して16番手、ルカ・マリーニは17番手だった。18番手はジャック・ミラー、19番手はマーベリック・ビニャーレス、20番手はヤマハのテストライダーであるアウグスト・フェルナンデス、21番手はカル・クラッチロー、22番手はトプラク・ラズガットリオールが続いた。アッセン予選はアプリリア勢がトップ4を独占する圧巻の内容となり、約600日ぶりのポールポジションを獲得したマルティンが完全復活を印象づけた。一方で、マルク・マルケスはトラックリミット違反に苦しみ、今季最低となる7番手からスプリントレースと決勝で巻き返しを目指す。MotoGPオランダGP予選順位1.ホルヘ・マルティン(アプリリア)2.小椋藍(トラックハウス・アプリリア)3.マルコ・ベッツェッキ(アプリリア)4.ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・アプリリア)5.フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ)6.ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ)7.マルク・マルケス(ドゥカティ)8.ペドロ・アコスタ(KTM)9.ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)10.ジョアン・ミル(ホンダ)11.エネア・バスティアニーニ(テック3 KTM)12.アレックス・マルケス(グレシーニ・ドゥカティ)13.フランコ・モルビデリ(VR46ドゥカティ)※3グリッド降格ペナルティ14.ディオゴ・モレイラ(LCRホンダ)15.ブラッド・ビンダー(KTM)16.アレックス・リンス(ヤマハ)17.ルカ・マリーニ(ホンダ)18.ジャック・ミラー(プラマック・ヤマハ)19.マーベリック・ビニャーレス(テック3 KTM)20.アウグスト・フェルナンデス(ヤマハ)21.カル・クラッチロー(LCRホンダ)22.トプラク・ラズガットリオール(プラマック・ヤマハ)