マルコ・ベッツェッキがムジェロで行われた2026年イタリアMotoGPの予選でポールポジションを獲得した。ベッツェッキはオールタイムのラップレコードを更新し、アプリリア勢がフロントローを独占する結果となった。Q2ではフランチェスコ・バニャイアが最初にタイムを記録したが、ドゥカティのチームメイトであるマルク・マルケスを含むほぼ全員に上回られた。
その後、午前中に368.6km/hのオールタイム最高速記録を樹立していたホルヘ・マルティンが、最初のアタックを終えた段階で暫定ポールに立った。ベッツェッキが1分43秒台に突入セッションが進むにつれてアプリリア勢が本来の速さを見せた。ベッツェッキは1分43秒921を記録し、1分44秒を切る新たなオールタイム・ラップレコードを樹立した。このタイムにより、ベッツェッキはラウル・フェルナンデスに0.2秒以上の差をつけた。フェルナンデスは終盤にマルティンを上回り、2番手に浮上した。7番手にいたマルケスはその後4番手まで順位を上げ、アプリリア以外では最上位となった。グレシーニのフェルミン・アルデゲルはわずかに4番手に届かず、バニャイアが2列目を完成させた。アプリリア優勢のなかでドゥカティ勢は2列目以降3列目はVR46ドゥカティ勢に挟まれる形でディオゴ・モレイラが入り、ファビオ・ディ・ジャンアントニオが7番手、フランコ・モルビデリが9番手となった。4列目にはペドロ・アコスタ、エネア・バスティアニーニ、アレックス・リンスが並ぶ。ムジェロはドゥカティにとってホーム色の強い舞台だが、予選ではアプリリアが一枚上の速さを示した。特にベッツェッキの1分43秒921は、単なるポールタイムではなく、週末の勢力図を大きく印象づける記録となった。フェルナンデスとアコスタがQ1突破Q1では、ラウル・フェルナンデスが早い段階からQ2進出を狙ってトップに浮上した。その時点では週末2番手に相当する速さだった。しかし、そのタイムは直後にKTMのペドロ・アコスタによって更新された。アコスタは1分44秒765を記録し、最初のアタックを終えた段階でフェルナンデス、チームメイトの小椋藍を抑えてトップに立った。2回目のアタックでは再びフェルナンデスがトップへ浮上した。小椋藍も好タイムのペースで走っていたが、最終セクターで伸びを欠き、最後のアタックでも更新できなかった。その結果、フェルナンデスとアコスタがQ2進出を決めた。Q2ではそのフェルナンデスが2番手まで躍進し、アプリリアのフロントロー独占に貢献する形となった。■ 2026年イタリアMotoGP予選結果1位 マルコ・ベッツェッキ(アプリリア) 1分43秒9212位 ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・アプリリア) +0.224秒3位 ホルヘ・マルティン(アプリリア) +0.363秒4位 マルク・マルケス(ドゥカティ) +0.373秒5位 フェルミン・アルデゲル(グレシーニ・ドゥカティ) +0.392秒6位 フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ) +0.561秒7位 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ) +0.577秒8位 ディオゴ・モレイラ(LCRホンダ) +0.713秒9位 フランコ・モルビデリ(VR46ドゥカティ) +0.734秒10位 ペドロ・アコスタ(KTM) +0.789秒11位 エネア・バスティアニーニ(テック3 KTM) +0.942秒12位 アレックス・リンス(ヤマハ) +1.128秒13位 小椋藍(トラックハウス・アプリリア) 1分44秒85214位 ブラッド・ビンダー(KTM) 1分44秒90815位 ジョアン・ミル(ホンダ) 1分45秒27416位 ルカ・マリーニ(ホンダ) 1分45秒27917位 ジャック・ミラー(プラマック・ヤマハ) 1分45秒28818位 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ) 1分45秒49819位 マーベリック・ビニャーレス(テック3 KTM) 1分45秒87320位 トプラク・ラズガットリオグル(プラマック・ヤマハ) 1分46秒13721位 ミケーレ・ピッロ(グレシーニ・ドゥカティ) 1分46秒16122位 カル・クラッチロー(LCRホンダ) 1分47秒092
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