2022年 MotoGP 第3戦アルゼンチンGPの決勝レースが4月3日(日)にテルマス・デ・リオ・オンドで行われ、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が初優勝を果たした。気温26度、路面温度44度。週末で最も気温が上昇したドライコンディションの中、ウォームアップ走行で週末2度目の1番手に進出したポールポジションのアレイシ・エスパルガロがプレミアクラス200戦目、キャリア通算284戦目で初優勝。総合7位からキャリアで初めてポイントリーダーに浮上した。
所属6年目のアレイシ・エスパルガロが初優勝を挙げたことで、軽量級と中量級で数々のタイトルを獲得したアプリリアがプレミアクラス参戦17年目で初優勝を挙げ、ファクトリー部門で総合6位から3位に浮上。5番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、6.540秒差の7位。アプリリアに加入してからのベストリザルトを獲得し、テルマス・デ・リオ・オンドで『RS-GP』の高い戦闘力を証明。チーム部門で総合7位から3位に浮上した。13番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは、5.840秒差の5位まで挽回。12番グリッドのエネア・バスティアニーニは、12.987秒差の10位。3番グリッドのルカ・マリーニは11位。14番グリッドのジャック・ミラーは14位。9番グリッドのヨハン・ザルコは、12番手走行中の6ラップ目2コーナーで週末2度目、今季2度目の転倒。スズキの両雄が今季最高位に進出7番グリッドのアレックス・リンスは1.330秒差の3位。昨年8月の第12戦イギリスGP以来9戦ぶりとなる表彰台を獲得すれば、8番グリッドのジョアン・ミルは1.831秒差の4位に入り、今季のベストリザルトを獲得。チーム部門で総合3位から1位に進出。ホンダ勢の最高位は中上貴晶10番グリッドの中上貴晶は、オープニングラップで6番手に浮上。14.002秒差の12位でフィニッシュすれば、19番グリッドのアレックス・マルケスは15位。24番グリッドのステファン・ブラドルは19位完走。4番グリッドのポル・エスパルガロは、4番手走行中の15ラップ目2コーナーで週末2度目、今季2度目の転倒を喫してリタイア。困難な展開となったヤマハ勢6番グリッドのファビオ・クアルタラロは、10.215秒差の8位。18番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは、技術的な問題が発生したことから、1ラップ目を終わらずにピットに戻った後、レースに戻って3周遅れで完走すれば、15番グリッドのフランコ・モルビデリは、8ラップ目にピットに戻ってリタイア。KTM、総合1位から2位に後退11番グリッドのブラッド・ビンダーは6.192秒差の6位。16番グリッドのミゲール・オリベイラは14.456秒差の13位。ファクトリー部門で総合1位から2位、チーム部門で総合1位から2位に後退。マルコ・ベツェッキが新人勢トップ17番グリッドのマルコ・ベツェッキは12.622秒差の9位。新人勢の中で初めてシングルフィニッシュを達成すれば、21番グリッドのラウール・フェルナンデェスは16位。22番グリッドのレミー・ガードナーは17位。23番グリッドのダーリン・ビンダーは18位。 20番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは今季3度目の転倒を喫して、初めてのリタイア。チャンピオンシップ総合7位のアレイシ・エスパルガロはキャリアで初めて25ポイントを稼ぎ、初めてポイントリーダーに躍り出れば、総合2位ブラッド・ビンダーは2ポイント差から7ポイント差。ポイントリーダーのエネア・バスティアニーニは9ポイント差の総合3位に後退した。第4戦アメリカズGP今季初の2連戦2戦目の舞台は、1月にトラックの再舗装工事が実施されたサーキット・オブ・ジ・アメリカズ。決勝レースは4月10日現地時間13時00分、日本時間03時00分にスタートする。
全文を読む