MotoGPのアルゼンチンGPの開催地であるテルマス・デ・リオ・オンドで大規模な火災が発生。バドックとピットエリアのほとんどを壊滅された。火事は金曜日の午後11時頃に始まり、テルマス・デ・リオ・オンドの消防士が近くの町や地域の他の消防隊や救助隊の助けを借りて消化に取り組んだ。
火災の原因は不明だが、ピット、プレスルーム、VIPエリアの大部分を壊滅させたと考えられているが、幸い怪我人は出なかった。MotoGPは、新型コロナウイルスのパンデミックによってアルゼンチンGPとアメリカGPの両方を延期。シーズンの後半にリスケジュールされる予定だが、新しい暫定的な日付は提示されていない。「ルートの構築された部分の80%が火事で焼き尽くされて失われた」と消防士はラ・ナシオンに語った。彼はまた、火事はサーキットから遠く離れたところからも見ることができたと語った。消防士は、プレスルームとVIPエリアが配置されているピットエリアとその上層階が炎によってひどく損傷しているため、火がサーキットの博物館エリアに広がるのを防ぐように努めている。トラック博物館で最も価値のあるアイテムのいくつかは予防措置としてすでに移動されているが、サーキットの残りの部分を保護するためにさらなる安全対策も講じられている。「我々は博物館を救うために働いている、残りは燃え、すべてが焼き尽くされた。泣きたくなるよ」と別の消防士はアルゼンチンの新聞に語った。サーキットディレクターのヘクター・トティ・ファリーナは、ピットビルは破壊されたが、トラックコンプレックスの残りの部分は火災から救われたことを声明で確認。また、トラックは火災による損傷に対して完全に保険がかけられており、可能な限りすぐに再建を開始する予定だと述べた。「残念ながら、ピットビル全体がトラックで深夜に発生した火災によって破壊された。このセクターには、プレスルーム、レースコントロール、VIPラウンジも含まれていた」とサーキットの声明は述べている。「博物館とコントロールタワーの両端、および他のオフィスと医療センターの両方に重大な被害はなかった」「博物館は数日中に一般公開される。サーキットは完全な火災保険に加入しているので、その意味で経済的損害の問題はカバーされるが、国内と国際大会のために必要なこの重要なエリアを再建するには長い時間がかかるのは確かだ」「神に感謝します。喪に服する犠牲者はいなかった。強風のために大きな危険をもたらしたこの事件に協力してくれたすべての人に感謝する。様々な消防署のスタッフ、警察官、地方自治体のスタッフ、トラック作業員に感謝する。彼らは、さらなる被害を防ぐためにできる限りのことをしてくれた。11月のMotoGPを含め、我々が計画したスケジュールを満たすために、これからもできる限りのことをしていく」2020年のレースはキャンセルされたが、テルマス・デ・リオ・オンドは、2014年からMotoGPのアルゼンチンGPを開催。2007年に建設され、2012年に再開発されたサーキットは、2016年まで世界ツーリングカー選手権も開催していた。 この投稿をInstagramで見る El Tribuno(@eltribunosalta)がシェアした投稿
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